長嶋茂雄―甦るミスタープロ野球 (竹書房文庫)

著者 : 新宮正春

• 竹書房 (1993年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[touxiaさんの感想 · 2015年12月12日]

少なくとも、少年から青年に至る過程で
これだけの　スポーツマン　はいなかった。
1936年（昭和11年）うまれ。
戦争中に生まれたのだが、戦争の言葉がにあわない。
アニキ的存在だけど、アニキと言う感じでもない。
ヒーロー　なんですね。

その存在感、つくり出す伝説、語り口。
何をとっても、ナガシマ　だった。
この本は　そんな思いを　思い出させてくれる。

なぜなんだろうか
これだけ、人気者となり
そして、これだけ好かれるとは、
ニンゲンワザではない。

そういう物語を　いつもつくり出した。
1935年生まれの　新宮正春が　ナガシマを書いた。

やっぱり、ナガシマは　良いねぇ。
読んでいるだけで　楽しくなる。

[nonakaikujiroさんの感想 · 2011年12月9日]

野中郁次郎『経営は哲学なり』では、長嶋茂雄の「魅せる」野球を解き明かす！