琥珀の都カリーニングラード: ロシア・EU協力の試金石 (ユーラシア・ブックレット No. 107)
- 東洋書店 (2007年6月20日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
- / ISBN・EAN: 9784885957109
作品紹介・あらすじ
ソ連崩壊によりロシアの「飛び地」となると同時に、安全保障上の要衝として注目される古都カリーニングラード。揺れる現状を報告する。
感想・レビュー・書評
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歴史的な話とか、琥珀の話とかはほんのはちょっとで、
残りは、経済学の話でした。
経済学の話は、良くわかりません…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ソ連時代は要塞都市として、全く解放されていなかったカリーニングラード。
ソ連解体によって開放都市となり、ロシアの飛び地となった。」
現在、東欧10ヶ国が2004年にEUに加盟し、EUの包領となった。
ロシアとEUの友好の地としてみなされつつある。
しかし、中央集権を進めるロシアと、開放政策を取るEUとの溝は埋まりそうもない。現在カリーニングラードは免税特権を認められ経済成長を遂げるものの、輸入代替型の経済成長であるため、先行きは不透明である。
いかに外資を導入し、輸出志向型の経済にするかにかかっている(アジアNIESの成長と同様である。)
ちなみに、世界の琥珀の生産の9割はカリーニングラード産であるらしく、題名の由来ともなっている。
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