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- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784886560681
感想・レビュー・書評
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「何十年、何百年にもわたって独立をめざした志士たちは、鉄鎖と牢獄と拷問に耐え、血みどろの戦いをくりかえしてきた。だが、その長いあいだの血涙の闘争にもかかわらず、ついに独立を果たすことはできなかった。しかるに、大東亜戦争を契機として、”祖国独立の栄光”を、なぜこんなにも早急に達成することができたか。この疑問にメスをあてたのが本著である」(本書はしがきより)実際に読み進めていくと、アジア各国の独立の背景や経緯、各国の指導者の詳細にいたるはもちろんのこと、アジア各国の独立にあたり、いかに日本の存在があらゆる意味で大きく重要であったかが詳細に記述されており、アジア独立の歴史が現代の日本と日本人にとっても知らないでは済まされない歴史であることを痛感しました。当時のアジアの志士たちはもちろん、当時の日本政府や軍部、軍人、民間人が何を願い、何を目指してどんな行動をし、どんな結果をもたらしたのか・・・お勧めの一冊です。
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