「日本は支那をみくびりたり」

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  • 同時代社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784886836489

作品紹介・あらすじ

「日本は支那をみくびりたり」(昭和天皇)-日中戦争突入後に発せられた天皇の悔いは、対中国認識の誤りの原点であった。過去を隠蔽する国家、過去を忘却しようとする国民-日中間に潜在する歴史認識の乖離を埋める。

感想・レビュー・書評

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  • 1931年の満州事変から1945年の敗戦まで,膨大な軍事費を中国に投入してきたこと,英米開戦後も激戦の続いた44年を除いて全ての年で中国への兵員派遣が多いこと等,具体的な資料で「日本が中国に敗北したこと」が厳然たる事実であることを実証している著作だ.「日本は中国に敗北し,アメリカに降伏した」ことを改めて再認識できた.

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著者プロフィール

1951年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、山口大学人文学部教授、独立大学院東アジア研究科教授。遼寧師範大学客員教授。政治学博士。近現代日本政治史・軍事史専攻。

「2009年 『田中義一 総力戦国家の先導者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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