- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887062405
作品紹介・あらすじ
教室の壁も、職員室もないユニークな学校ができた!伝統と人情の街・博多の真ん中で、学校統廃合の波を受けて生まれた市立博多小学校。地域とともに育ち、いきいきと生活する空間をつくり上げた、女性建築家の1460日間のストーリー。
感想・レビュー・書評
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新学期最初の設計課題が小学校だったので読んでみた。今の小学校の問題点や博多小学校を設計してきた上でのプロセスなどが載っていて大変為になった。池田小学校の事件のはなしがとても印象に残っていて涙が出た。問題も多いこれまでの小学校建築に取り組む上で自分なりに解決策を模索してみようと思わしてくれた本でした。
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設計課題に取り組む上で、とても参考なりました!
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学校建築。
とても興味深い。 -
一つの学校を作るまでの希望、苦労、努力そして喜びが沢山詰まっている。
建築的アイディアも豊富。
印象に残った言葉
・「僕が校内で写真を撮っていたら男の子が近づいてきたんだよ。「どこから来たとね?」
と聞いてきたから「東京から」と答えるとその子が『そうやろうそうやろう、日本一の
学校やんけね。ようきたね。」と嬉しそうに自慢したんだよ。
・子供たちは遊びでも学習でも与えられたものでこうしなさいというより、自分たちの
発想で色々な使い方が出来るものに興味を持つ。
だから設計者としては遊びや学習のきっかけとなる仕掛けの種をまけばよいと考える。
子供の人気場所:メディアスペース
・寝そべって本が読めるから。 -
千葉:幕張の打瀬小の設計で 日本の小学校に一石(鉄砲水?)を投じた著者の本。この本の舞台、博多小学校の経緯はいろんな雑誌でも取り上げられていて、しかも割と近くに実物があるため、なるほどと思う部分多し。
自分のチビもこんな小学校へ選択制で入学できないのが残念。他県だもの。