堀部安嗣 建築を気持ちで考える

著者 :
  • TOTO出版
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本棚登録 : 149
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887063648

感想・レビュー・書評

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  • 思わず建築家の系譜が知れて、ますます愛が強まってうれしい。
    堀部さんは本当に土地や建築、人に真っ直ぐ向き合ってくれる素敵な方なんだろうな。
    こんなふうに丁寧に仕事をする人が好きだなあと、読んでいて毎回おだやかな気持ちになれる。

  • これは良書。建築家が考えていること。精神科医のカウンセリングの過程に通じるような印象を持った。状況・条件や制約から、今あるべき姿を炙り出す。未来への道(姿)を整備する。デザイン〜設計の意味はそこに収斂するのだろう。

    デザイン・設計を想うことで、対極に「スタイリング」が位置付けられるのではないか?メメントモリの座標をずらした感じか。

  • 建築とは素人にはとっつきづらいもので、建築家の価値というのもまたわかりづらいものです。
    えらそーに好き勝手言ってて、あんまり好感を持てない人はいっぱいいるけど、堀部さんの気持ちや言葉は共感ができます。建築って面白いかもと思わせてくれる。
    でもこんなにこだわって設計してたら時間がいくらあっても足りないのではないかと思ってしまう。

  • 写真がカラーで良い。スケッチも良い。良本。

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著者プロフィール

建築家、京都造形芸術大学大学院教授
1967年神奈川県生まれ。1990年筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。
1991-94年益子義弘に師事。
1994年堀部安嗣建築設計事務所設立。25年間に100以上の住宅や店舗等を設計。
2002年第 18 回吉岡賞、2016年日本建築学会賞(作品)受賞。

「2019年 『ガンツウ|guntû』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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