エンリケ航海王子: 大航海時代の先駆者とその時代 (刀水歴史全書 68)
- 刀水書房 (2004年1月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887083226
作品紹介・あらすじ
本書では、宮廷での権力争いを避けてただひたすら新しい世界を切り拓くことに専念したという理想化されたエンリケではなく、中世末という危機の時代に西アフリカへの進出を企てる一方で、モロッコ侵略を試みて人質の弟を見殺しにし、兄と国王の対立では兄を見捨てて甥の国王に恭順し、移動する宮廷を追って国内各地を転々と旅して国王からさまざまな特権を得る生身の、等身大の人間としてエンリケを描く。
感想・レビュー・書評
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実に興味深い歴史書籍である。正直、エンリケ航海王子という存在について、どのぐらい知名度があるのかわからないが、著者によれば、エンリケ航海王子はわが国でも広く知られた存在だという。だが一方で、その王子像は相当に美化されてきたようだ。そこで、著者は現実に即した王子像を描きなおそうとする。続きはブログ→http://hiderot.blogspot.jp/2012/06/blog-post_11.html
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289.3 エ
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