大学授業の病理: FD批判

著者 :
  • 東信堂
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887135635

作品紹介・あらすじ

授業改革は抽象論でなく具体的行為で示せ。個々の教員による自分の授業の改革が先である。学生の学習活動を中心に置く授業への「コペルニクス的」方向転換。読み書き能力こそ学力の中核。

感想・レビュー・書評

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  • ファンなので読むが暗い気持ちになる。

  • 勉強になる本だった.まず授業の話.自分の考えていた授業設計の仕方が根本的に異なる.具体事例をとことんまで考えさせる,というのは面白い.また文章の書き方.ぼへっとした文章を書くことをここまで批判しているのは見ない.
    批判ポイントとしては,伝え方がまずい気がする.反発を招きやすい書き方をしている.具体事例に固執しすぎていて本質がわかりにくい(理解能力の問題かもしれないけど).

  • 三部作のうちどれか読めばいい。それにしても著者の耄碌ぶりと出版社のえげつなさよ。

  • 衝撃的な本。
    面白かった。
    しかし、日本語の間違いを正す!の例として書いている文章が、
    日本語として間違っているのがちょっと痛い。

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著者プロフィール

1934年神奈川県横須賀市生まれ。東京教育大学教育学部卒業、同大学大学院教育学研究科博士課程修了、教育学博士。東京教育大学助手、千葉大学講師、同助教授、教授(1993-97年教育学部長、1998-2000年東京学芸大学教授併任)。1961~62年米国、州立ミネソタ大学大学院留学(教育史・教育哲学専攻)。現在千葉大学名誉教授。九州大学、山梨大学、岩手大学、山形大学、秋田大学、茨城大学、上智大学、立教大学、早稲田大学等の非常勤講師(客員教授)を務めた。
著書に『私の作文教育』『教師の文章』『国語教育を救え』(以上、さくら社)、『宇佐美寛・問題意識集(1~15)』(以上、明治図書)、『論理的思考』(メヂカルフレンド社)、『大学の授業』(東信堂)等多数。

「2019年 『教育と授業 宇佐美寛・野口芳宏往復討論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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