ティ-チング・ポ-トフォリオ: 授業改善の秘訣

著者 : 土持ゲーリー法一

• 東信堂 (2007年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ティーチング・ポートフォリオとは?ティーチング・ポートフォリオ発祥の地であるカナダ・ダルハウジー大学の研修で、著者が学んだそのスキルを、豊富な資料とともに伝授する。

感想・レビュー・書評

[wackunnpapaさんの感想 · 2020年2月13日]

研究書なので理念と目的はわかったのですが，どうやれば「よいティーチング・ポートフォリオ」が作成できるのか，のノウハウは残念ながら書いてないのでした。せっぱつまっていないときに，もう一度ゆっくり読みます。

[isseiabeさんの感想 · 2014年10月13日]

実践するのはなかなか難しいが、多くのヒントをもらった。
大学での授業を中心とした教育が今のままではいけないことは多くの関係者が気付いていることのはずなのに、どうして変われないのだろうか。
個々の問題、組織の問題両面が複雑に絡んでいることを痛感する。

著者プロフィール

1945年、中国撫順市に生まれる。コロンビア大学東アジア研究所研究科修了。コロンビア大学大学院ティーチャーズ・カレッジ（比較教育学専攻）で教育学博士号取得。東京大学大学院で教育学博士号取得。現在、帝京大学高等教育開発センター長・教授。
主な著書：『米国教育使節団の研究』1991年、『新制大学の誕生―戦後私立大学政策の展開』1996年、『戦後日本の高等教育改革政策―「教養教育」の構築』2006年、以上玉川大学出版部刊、『ティーチング・ポートフォリオ―授業改善の秘訣』東信堂、2007年、訳書：マーク・Ｔ・オア著『占領下日本の教育改革政策』玉川大学出版部、1993年、他

「2011年 『学習経験をつくる大学授業法』 で使われていた紹介文から引用しています。」