B787に懸けるANAの野望

著者 :
  • 中央書院
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887322134

作品紹介・あらすじ

国際・国内・貨物、3事業の将来構想に迫る!厳しさを増す事業環境のなか、次世代機の導入や羽田国際化で見えてくるANAの勝ち残り戦略とは。

感想・レビュー・書評

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  • アンチANAなので今後もANAに乗ることはないが、JAL派として敵の出方を知っておく必要があると思い図書館で借りて読んでみた。創業当時からの民間企業であるがゆえのしたたかさと大胆な施策は確かにJALには真似できない部分もあるが、この本には8.10ペーパーにおける優遇などは触れられておらずそういう意味では少し物足りなかった。
    今のところはいい流れに乗っていると感じたが、やはり問題も抱えていることも事実であり、特に日本という枠組みで今までは戦ってきた同社が今後、グローバルでどうなるかは筆者も言うように注目である。

  • ANAの歴史から、コレからの戦略や海外のLCCにどう立ち向かうのかなど、アジアのトップ企業になるためなど、様々な事が書いてあり、B787に賭ける期待度の高さが伺える。

  • 2011年現在のANAのビジネス戦略が書いてある。

    タイトル通りB787と拡大する首都圏空港のスロットルを用いての国際線拡大計画

    創業以来の安定した国内路線と沖縄ハブを用いた貨物戦略など、今後さらに変わっていく航空業界を占う意味でも面白い。

  • ANAのみならず激動の航空業界の現状がわかりやすい。羽田国際化、新規航空会社やLCCの台頭に加えてJALの経営破綻。ANAが悲願の日本一、アジア一の航空会社に慣れるのか。航空行政の動きも含めて興味深い。

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著者プロフィール

昭和22(1947)年生まれ。航空アナリスト。首都大学東京客員教授。
利用者サイドに立ったユニークな評論をモットーに活躍中。東京都や成田市の航空および空港問題の委員会委員などを歴任。
著書に『進む航空と鉄道のコラボ』『日本の空はこう変わる』(交通新聞社新書)、『間違いだらけのLCC選び』『JAL再建の行方』(草思社)、
『エアライン敗戦』(中央公論新社)、『空の上の格差社会』『激安エアラインの時代』(平凡社新書)など。

「2018年 『こんなに違うJALとANA 124』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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