八犬伝-東方八犬異聞-(7) (冬水社・いち*ラキコミックス)

著者 :
  • 冬水社
3.93
  • (24)
  • (18)
  • (29)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 175
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784887418097

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 冬水社のいち*ラキコミックスから出たあべ美幸の八犬伝。
    原作に忠実とは言いがたいが、アレンジも良く、人気の高さが良く理解できる作品です。
    ただ、残念なことに連載途中で出版社の移籍騒動で未完となってしまったこと。
    現在はカドカワで引き続き連載を再開しています。
    完結までの期待か高まりますがBL系の雑誌への連載なのが気になるところですね。

  • [初出] 
    「八犬伝-東方八犬異聞-」 
    第19回 いち*ラキ7月号(2007/5/20) 
    第20回 いち*ラキ8月号(2007/6/20) 
    第21回 いち*ラキ10月号(2007/8/20) 
    act 21.5 智のひと 描下し(2007/11/20)

  • まず、口絵のカラーイラスト。
    信乃にゃんこー(耳)に萌。
    いや、耳付きのカッパなんですが。
    信乃が着てるTシャツの「GOD LOVES LITTLE FROG」の文字とカエルの絵ににんまり。

    信乃が「俺の荘介」っていうセリフを吐いててさ、ちょっお前、ドキンとさせるなよ!と一人ツッコミ。

    小文吾が毛野の事を男だと思ってなかったってのにはびっくりでした。
    最初からどう見ても男にしか私には見えなかったのだけど・・・美人の男は苦労するね。
    小文吾も男としては、何だか可哀想だ、色々と(笑)

    守護天使リリス嬢とフェンネル枢機卿の登場。
    喰えない二人。強い。

    この話のとき、荘介は犬の姿で来ていたのですが、浜路と要と一緒に居て、他の神父さん達が来た時のあのコマ・・・すんごい笑える。
    浜路に窓の外に蹴り飛ばされる荘介(もちろん犬の姿で)
    どんだけ凶暴なんだ浜路は・・・。
    その後の要の焼きもちは何だかかわいい。

    そして荘介の願い・・・自分が死ぬことは怖くないのに、自分一人が生かされる事への恐怖。信乃と同じ時間を生きたいという荘介の願いがいつか叶うといいな・・・
    ここの荘介と信乃の二人のシーンでお腹いっぱいになりました。
    抱きしめて、抱きしめられてお互いを確認して生きていける、悲しいけどこの二人にはそうするしかないんだな・・・。

    不自然な偶然、というか「玉」の存在に興味を示し始めた毛野さんたち。
    やっと気づいたか(笑)

    で、フェンネル枢機卿からのお使いの話に続くのですが、「肉肉」言ってる信乃が可愛い過ぎる。

    八犬伝にはかかせない存在である「伏姫」
    一体どういう立ち位置で出てくるのかと思ったら、何と!そうきましたか。
    というか、何故ここに伏姫の人形が・・・。

    謎謎謎・・・・うーーん面白い。

    この巻でちょこちょこ、現八とか沼藺の事が出てきたのですが、ちょっぴり悲しくなりました。何かもう、過去の人なんだなって思えてしまって。
    女将にしてみれば娘で、現八にしてみれば愛した人で、でも二人とも穏やかに沼藺の事を語るから、なんだか読んでるこっちが泣きそうになっちゃったり。

    まぁ、現八は今は単なる変態に落ち着いちゃってますけどー(笑)

    雛衣の、あの手鞠歌・・・あべ先生はお茶目なんだか、何を狙っているのか(笑)
    勉強に・・・なりませんよーー。

    おまけの漫画は毛野さん。
    そうか、そういう人だったんだ。
    美しいものには刺があるんだな、やっぱり。

  • 絵もきれいで、話もまとまっていて、言うことなしです!

  • 教会本部にいたリリス様もキレ〜!あべ美幸様は洋も和もみごとに細部まで書かれて、かつ女性が皆きゃわいくて綺麗^3^。とうとう今回で「犬」付きの名前の人々with痣and玉の人が揃った!!最後の伏姫(巫女姫)の様になりたいよぅ〜+▽+最高に綺麗だ!!

  • ファンタジーなので進みは遅いですが、この巻も大満足でした。信乃かわいいなぁ。四白バージョンのほうが好きです。荘介。笑。登場人物がどんどん増えていきますよ。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

あべ 美幸(あべ みゆき、1972年1月4日 - )は、日本の漫画家。星座はやぎ座、血液型はB型。自画像はカエル。
『LOST CHILD』でデビュー。代表作に、『困った時には星に聞け!』、『八犬伝―東方八犬異聞―』、『SUPER LOVERS』などがある。
2009年より『いち*ラキ』で連載していた『八犬伝―東方八犬異聞―』を休載していたが、2010年12月27日発売の『CIEL TresTres』にて、2011年1月29日発売の『CIEL3月号』より移籍。連載再開される事が発表された。

あべ美幸の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×