- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887500600
感想・レビュー・書評
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☆まるでインペリアル・イースターエッグのような綺麗な絵本。
お話が卵の形の中に描かれていて、読んでいる私も卵の中にいるような気持ちになり、ふんわりと暖かく読んでいてとても心地がよかった。揺りかごで揺られているような、お母さんのお腹の中にいるような感じ。
たまごを見つけたひとりぼっちのうさぎさんと、たまごの中でひとりぼっちだったあひるさん。ふたりの出会いはとても素敵。もうひとりぼっちではない喜びと幸せ。
寂しくなった時にまた読みたいな。 -
一見、絵柄が古いかなと思いきや、不思議な魅力がある!
各ページ毎に背景が異なり、さまざまな草花が描かれているのだけど、色使い・構成が素晴らしいと感じる。A4強サイズの絵本で、ゆったり見られるのも良い。
手元に置いておき、自分が絵を描く際、開いて、参考にしたい。 -
「ある日、うさぎのぼうやが、たまごを見つけました。ひとりぼっちのうさぎのぼうやは、たまごのなかの何かに早く会いたくて、いろいろとちょっかいをだします。ちょっとこづいてみたり、小さな石ころを投げてみたり。待ちくたびれて眠ってしまったうさぎのぼうや、すると…。」
大型絵本で絵がはっきりしていて見やすい。
たまごのなかみは何だろう?と気になる子うさぎがかわいい。石を卵に投げつけて、卵割れてしまわなくてよかったなと思いつつ 笑、うさぎとひよこが友達になるハッピーエンド。 -
読了
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絵を描かない絵本作家の中で、一番好きなのがマーガレット・ワイズ・ブラウンです。
ことばの中にイメージを膨らませる要素がふんだんに含まれているので、多くの画家が絵をつけてくれるのだと思います。
一人ぼっちの小さなうさぎが、初めて見つけた卵。
中に何が入っているのか気になってしょうがないうさぎは、あんなことをしたりこんなことをしたりして、中を見ようとするのですが…。
これ、ちいさな子どもが初めてのものを見つけたときにやるようなことをうさぎがしているので、絵本を読んでもらっている小さな子も、共感できるのではないでしょうか。
くり返し、エスカレート、逆転。
大人が読んでも楽しいです。
そしてイラストもとてもかわいい。
さいごに。
この本に出てくる卵は金色ではありません。
すてきなタイトルだと思いましたよ。 -
【読み語り5分】うさぎ・たまご・あひる
マーガレット・ワイズ・ブラウンの美しく愛らしい絵本。イースター向けの絵本なのかしら。 -
絵が美しい。