杉浦康平 (世界のグラフィックデザイン 100)

著者 : 杉浦康平

• ギンザ・グラフィック・ギャラリー (2011年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2013年8月30日]

紙とインフォグラフィックス
系統樹の森― 系統樹を介して樹と人間と知識の諸相を鑑賞する
会期：2013年10月9日（水）～11月22日（金）10時～19時 土日祝／休
※10月9日（水）は17：00まで、10月25日（金）は13：00まで

スペシャルトーク（予約制）
1．｢生命の樹から系統樹へ／系統樹の森を逍遥して想うこと｣
　出演：杉浦康平、三中信宏　司会：杉山久仁彦
　2013年10月25日（金）18:30～20:00 会場：見本帖本店2F
http://www.takeo.co.jp/site/event/central/201308.html

DNP文化振興財団のPR
｢西洋のデザイン手法を東洋の美意識で組み替えた独自の手法で、他のデザイナーとは位相を異にする、斬新で革新的な作品を世に送りつづけてきたグラフィックデザイナー・杉浦康平氏。半世紀を超す多彩な活動の中から、ポスター、雑誌、単行本、豪華本。さらに、アジアへの眼差しの成果である一連の自著など、初期作から近年に至るまでの代表作を、臼田捷治氏の解説とともに紹介。
幾多の独創的手法に基づく多元的なデザイン宇宙を切り開いてきた杉浦康平氏ならではの、うつろい、揺らぎ、生動する多元的デザイン宇宙・・・　ぜひ、五感を開いて感じとってください。｣

[iamaslibさんの感想 · 2011年10月20日]

貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784887523272

著者プロフィール

杉浦康平（すぎうら こうへい）
1932年、東京生まれ・東京芸術大学建築学科卒。グラフィックデザイナー。
現在、神戸芸術工科大学名誉教授、同大のアジアンデザイン研究所所長を歴任。2011年秋、それまでの半世紀余にわたるデザイン作品の寄贈先である武蔵野美術大学美術館・図書館が「杉浦康平・脈動する本」展を主催。ブックデザインの集大成といえる作品群が一堂に会した。引き続きデザインアーカイブ特設サイト「デザイン・コスモス」が構想され、2021年に公開。主な受賞に、1997年の毎日芸術賞および紫綬褒章、2019年の旭日小綬章がある。
主著に、万物照応劇場シリーズ『日本のかたちアジアのカタチ』（三省堂）、『かたち誕生』（日本放送出版協会）、『宇宙を叩く』（工作舎）がある。また、本書『本が湧きだす』を含む「杉浦康平デザインの言葉」シリーズは、2010年『多主語的なアジア』（工作舎）から刊行をスタートした。2014年には、ダイアグラムと時間をテーマに『空間のシワ・時間のヒダ』（鹿島出版会）ほか、多くの著作がある。

「2022年 『本が湧きだす』 で使われていた紹介文から引用しています。」