無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2007年10月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887595866
感想・レビュー・書評
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やりたい事、やるべき事がたくさんあるため、時間を有効活用したいと思い読んだ。
フォトリーディングやGoogleカレンダーなどのツールを5年以上前に既に知って使っている。
勝間さんは時間単位の仕事量がかなり多いと思うので、少しでも近づける様に真似をして自分の中に取りんで行きたい。
○重要事項
①時間管理で「やってはいけない」3つのこと
・自分一人でがんばる
・やることを減らさないで、時間がかかることをはじめる
・PDCAのCheckをしない
実行できる人とできない人の違いは、「(誰でも弱い)意志を、いかに手法やスキルで補って、習慣化できる様にしているか」ということに尽きます。
②勝間式「黄金の時間の5原則」
原則❶時間を作るためには、あらゆる面の投資を惜しまない
原則❷単位時間あたりの成果に、固執する
原則❸必要以上に「いい人」にならない
原則❹やりたくて、得意で、もうかることを優先する
原則❺スケジュールはゆったりわがままに設定する
多くの人は将来の一時間を現在の一時間より軽く見てしまいます。
③すべては「今」を分析することから始まる。「フレームワークを使って」「定量的に」現場把握する。
④新しい動き方を統合的に実践する
新しい動き方❶ 生まれた時間を、さらに効率化するために再投資する。
新しい動き方❷ すきま時間は常に手帳を見るクセをつける
新しい動き方❸ 予定と現実のギャップを見て、理由を考える
新しい動き方❹ 時間管理の効果を測定する
新しい動き方❺ 時間管理を改善し続ける詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時間の使い方は大きく分けて4つに分かれる
・消費の時間 緊急かつ重要 60%→50%に
・投資の時間 重要だが緊急ではない 5%→30%に
・浪費の時間 緊急だか重要ではない 20%→10%に
・空費の時間 緊急でなく重要でもない 15%→10%に
無意識でできるように仕組み化する。続けられる仕組みを作って成果がでるまで続ける。できなければできない部分をみつけて改善していく。
増やすべき投資の時間
・自己投資のための学習や技術習得
・集中力を高め健康を維持するための体つくり
・人生を充実させるための家族や恋人との団らん -
人生をどう生きるかは、時間をどう過ごすかと同義だ。
時間をいかに有意義に過ごせるか、本書はとても示唆に富む。
一日の時間の中で、どれだけ「投資」の時間を作れるか、これが肝要になる。
参考になったのは、筆者が「体力づくり」に重きを置いてるところです。
「体力は全ての活動の基本である。」
普段軽視しがちな部分なので、気をつけたいと思います。
本書を読んで、僕の今の反省点を2つ挙げると、
・二度寝を防ぐ。
朝の時間に惰眠を貪ることは、絶対直さないといけない。
1時間でも2時間でも、読書に当てれたら、どれだけ大きいか。
・ネットサーフィンを防ぐ。
気が付いたら1時間ぐらい平気で使ってる。
一刻も早く、この悪癖を拭い去らなければ、自分に将来はない。
未来の自分のために、時間を有効に使おう。 -
それぞれにかかっている時間を重要度・緊急度のマトリクスではかり、時間を投資できるように無駄な時間を削りましょうという本。
最近家計簿をつけ始め、意識的に自分に投資する金額を増やそうとしていたのですが、もっと有限な資産である時間は結構どんぶり勘定だったなーと反省。そして、「効率化」より前に「やらないことを決める」というのは納得。20:80の法則じゃないけど、無駄な時間はばさばさ切ってく勇気もいるよね。
時間を増やすためには
・時間をつくるために投資する
・成果を時間で測る習慣をつける
・必要以上に「いい人」でいることをやめる
・やりたくて得意なことを優先する
・腹八分目のスケジュールにする
新しい動き方を実践していくには(↓)。終わりはないのね。
・生まれた時間を、さらに効率化するために再投資する
・すきま時間は常に手帳を見るクセをつける
・予定と現実のギャップを見て、理由を考える
・時間管理の効果を測定する
・時間管理を改善し続ける -
・消費の時間 緊急かつ重要 60%→50%に
・投資の時間 重要だが緊急ではない 5%→30%に
・浪費の時間 緊急だか重要ではない 20%→10%に
・空費の時間 緊急でなく重要でもない 15%→10%に
ただビジネス書は時事的だと痛感。 -
感想
とにかく基礎を固める。できるだけ有利に立ち回るためには。多くを知り実際にやってみて、次への一歩を決める。毎日実行すれば。やがて変わる。 -
お金の投資以上に重要な概念。こういうことを投資リテラシー強化の一環で義務教育で教えたら、国の生産性が上がるのではないか。
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時間管理の原則のひとつに、"必要以上に『いい人』でいることはコストになる" とあった。
"場のコントロール権を持たないまま、『いい人』であることで認められようとするとどんどん雑用係になってしまう" ともある。つい感情のままによかれと動いて墓穴を掘ることがたまにある。これだよ。ストンと腑におちた。気をつけよ。
この他にも、うっと刺さる悪循環を何度も指摘されたり、読んでみたいと思える本の紹介があったり、すごくためになる一冊。
『この本で人生が変わった』という人がいたから読んでみたけれど、確かに一見の価値あり。著者をテレビのイメージで決めつけてはいけない。 -
頭で分かっていてもできない事はよくある。「どうせできないから~」と思い、手すら付けない事もある。
著者にはそれがないのだろうか。
書いてある事は当たり前の事。情報収集し、方針を決め、実行し、振り返る。PDCA。当たり前の事が当たり前にできるという事が、著者の凄さの一端なのだろうか。
「10万部売れる本を出版する」予定。それを実現する行動。
そこに至るまでの彼女の生き方が、荒唐無稽ではなく、これを「予定」と言い切る強さになったのだろうか。 -
しょうもないとわかっている空費の時間をなかなかやめられない我が身を反省。投資の時間を増やしたい。