ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008年9月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887596597
感想・レビュー・書評
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読書もトレーニング的要素を取り入れることで上達する。
熟読の大切さ。
速読ばかりしていると馬鹿になるのは本当だと思う。
たまには気合いを入れて、自分にとって難しい本をジックリ読みましょう。 -
◆読書をその目的に応じて、速読と通読、熟読、重読に分けて紹介。論理的思考力を上げ、本質を理解するための読書の技術。
◇現象(WHAT)を死って、その理由(WHY)を考え、それを自分の仕事や人生や仕事に活かすか(HOW)を、本を読むことで身につけるのです。
◇不要な部分を最初に捨てる(読まないと決める)こと、捨てる部分を見つけること
◇速読は、あらかじめ自分が知りたいことがわかっている人が、それを手に入れるための手段。読むことではない。(中略)求める情報を検索し、調べるための読み方です。(中略)速読で問われるのは、全体をいかに早く読むかではなくて、必要十分な情報をいかに速く手に入れるかです。
◇読むこと自体が目的ではなく、何を得るかが目的です。
◇自分の専門分野や興味のある分野のものを、必要なところだけ、多くのことと関連付けながら、きっちり論理立てて読んでいく
◇引用文献を参照し、あっちへ行ったりこっちへ行ったりして読むその過程こそが、様々なものを関連付け、広く深い論理を組み立てていく訓練、つまり、論理的思考力を身につける訓練となるのです。 -
竹谷所有
→10/04/24 大川さんレンタル -
頭を鍛えるための読書の心得を書いた本。速読は、情報処理能力を高めるための手法であって、文章を解読したり、考える力すなわち思考力を鍛えることは期待できない読み方であると知った。文章を理解するスピードを向上させることで、本を読むスピードアップも図れる。速読をすることで、文章力をアップを図ることは期待できないということを肝に銘じたい。
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110219
必読書60 から
・旭山動物園 革命(小菅正夫)・商売の原点(鈴木敏文、セブンイレブン)・カリスマ体育教師の常勝教育(原田隆史)
・菜根譚(洪自誠)・道をひらく(松下幸之助)・実践経営哲学(松下幸之助)
・50イングリッシュ(サム パク) -
小宮氏はごまかしのない方のように思われて、好感が持てる。
速読の技術論が多く並んでいるが、筆者は速読は読書方法の一部(多くの情報を集めるもの)であって、全てではない。
熟読こそ必要であることを説いている。
また読書は自分の思考力をランクアップさせる素材であることも。