年収200万円からの貯金生活宣言 (横山光昭の貯金生活シリーズ)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2009年4月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887597044
作品紹介・あらすじ
3800人の貯金ゼロ家計を再生させてきた凄腕コンサルタントによるたった90日で身につく、一生モノの貯金力。
感想・レビュー・書評
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話題になっていたので,読んでみた。支出を「消費」「浪費」「投資」に分けて把握するというのはすごくイイなと思いました。
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貯金をしたことがなくても、無理なく貯められる方法が書かれていました。
個人的に実践し始めたのは、購入した物を「消費・浪費・投資」のどれに当たるか考えるということです。
この本を読んで、浪費が減りつつあります。
すぐゴミになるとわかっていても、ついやってしまう子供のガチャガチャなど、これは「浪費」だなと思うと思いとどまれます。 -
理想を持って、自分をあきらめずに、着実に小さな努力を積み重ねることが大事だと学んだ。まずは使いすぎの費目を把握して、節約することから始めたいと思う。
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1.
今自分の年収がこれくらいなので、自分は貯金できる人なのかどうかを知る
貯金するためにはどのような仕組みづくりが大切なのかを知る
2.貯金ができない理由の大半は、消費と浪費が大半以上占めていることです。それを改善するために、出費を消費(70%)・投資(25%)・浪費(5%)に分類すること、固定費を常に見直すことの2つを原則とします。その上で、貯金をする目的を明確化し、貯まらない家計を脱出することが著者の家計再生法です。
お金を取り扱うにあたり「管理→学び→活かす」という3段階で力をつけていかなくてはなりません。管理とは、家計の見える化、投資は自分の成長あるいは家族の息抜きなど、活かすは運用することとなっています。これらの力をつけるにあたり、貯めるための8ステップがあります。
1.自分の性格と金グセを知る
2.無理なくできる金習慣を考える
3.固定費を疑う
4.貯金目標と金以外の楽しむ目標づくり
5.今、金が貯められる環境なのかを判断する
6.期間設定とありのままの数字で自分を知る
7.横山式家計簿を90日取り組む
8.1〜7をとにかく繰り返す
といった流れです。
3.自分の家計簿と照らし合わせると、消費、投資と思っていたものは浪費になっていることがわかりました。また、貯金する目的を持たずにいたことにも気づきました。「とりあえず給料から天引きして残った金で回せばいいか」くらいに考えていたので、時折貯金を取り崩すことがありました。貯金する目的があるからやる気がでるという原点を忘れていたのでショックでした。とりあえずこれから家計簿見直していこうとおもいます。 -
某ブックオフで売っていたので購入。
まあ私は貯金体質なので、特に読む必要なかった。
確かに私も「貯金は美徳、投資は博打」という古き良き日本人的美徳の持ち主です。貯金だけやっていて投資に無縁でいられるならそれにこしたことありません。
本書には
「そして現在、マネーの流れは世界的にも、これまでとは全く逆の「投資から貯蓄へ」と変化しはじめたといえます」
という記述があります。
本当にそうであれば嬉しい傾向なのですが、しかしよく考えてみれば、本書が発行されたのは2009年4月。
その頃から時代は大きく変わりました。悪い意味で。
2009年は自公悪政が一区切りする末期の時期で、9月に目出度く政権が交代するという、将来に希望が持てた時代なのです。
2011年の大災害もまだ発生していません。
それに何より、2012年から極右カルト独裁政治が始まるとは想像もつきませんでした。
それはともかく、サギノミクスだかアホノミクスだとかによる悪政によって預貯金に利子利息がつかなくなり、預貯金一辺倒では損する時代となりました。
真面目にコツコツ預貯金している人が報われるのが本来あるべき姿ではないでしょうか。
サギノミクスだかアホノミクスだとかは、国民に博打まがいの投資を強いる悪政なのです。
それはともかく、博打なんかに手を出したくない私でも、つみたてNISAや個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」に恐る恐る手を出してみようと一歩踏み出したところです。
本書の記述は古くなっていると思うのですが、2017年12月に再編集が出ているようです。この利息利子がつかない時代に貯金を進めるとは、一体どんな記述なのか興味あるところです。
ほんと、投資なんかのことなど考えなくても預貯金さえやっていれば十分な状態が理想的な政治だと思います。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180223/p1 -
貯金は数字
まあダイエットと同じで数字の積み重ねを日常にできるかなんですよね。
まあ無理しない。
僕の場合はローンを返してる時と同じ生活パターンを守り続けるということです。
それが無理せず貯金生活に入るということです。
まあ個人的にはダイエットの方が難しい…orz -
「数字(お金)で自分をコントロール出来るようになると、お金が貯められるようになる」ということを丁寧に解説した本。
家人の奨学金返済がやっと終わり、家計を見直すきっかけになった。ついついこれは投資だ!と言い訳し浪費してしまう私。自分のお金の流れのパターンを掴んで、改善するのって合理的でいい。やってみよう。 -
『要するに、″いくら使ったか″より、″何に使ったか″が大事なのです。』
この一文がもっとも重要だと思った。
家計簿をこまめにつける、それは良いことだけれど、使った金額を仕分けして並べただけではただの数字の羅列でしかない。
なぜ、それを買ったのか?
なぜ、そのとき買う必要があったのか?
といったことを、普段の購買において考えるようにすると自然と無駄な出費が減っていくのかなと思う。
また、本書ではお金の″使い方″を意識するために、消費•浪費•投資の3つのどれに当てはまるかを考えることを勧めている。
これは非常に参考になる。
ありきたりなようでいて、新しい。
どこが新しいかと言うと、消浪投3つの比率をベースに目標を立てること、そして一つの料金項目であっても内訳は分かれる場合がある点だ。
たとえば、携帯料金が8000円だったとする。
普通なら、この″8000円″がどの項目にすべきかと考えるが、本書では少し異なる。
この料金が、普段なら6000円ほどの請求なのに、今回は友人とムダに長電話してしまっていつもより多い8000円になっていたとすると、6000円(基本としてかかる金額)が″消費″の項目、そして余分に増えた2000円が″浪費″の項目と、分解して分けることができる。
一律ではなく、柔軟に仕分けする。
これによって、私たちのお金に対する今と未来が見えてくるのだ。 -
90日プログラムは、できそうなものをやってみたいと思った。
一週間ごとに
消費ー黄
浪費ー赤
投資ー青
色分けすることによって目で理解する。
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感想
片付け、ダイエット、貯金。これらに共通するもの。目標が欠けていれば失敗する。なんとなくでガマンし続けることは困難。手段として捉える。