- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887598515
作品紹介・あらすじ
『タイム』誌、『ニューヨーク・タイムズ』紙が絶賛する傑出した指導力!バスケットボールの名監督が語る能力を最大に発揮する方法。
感想・レビュー・書評
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久々のヒットです。
本書は全米プロバスケットボールの名監督が書いた自己啓発書ですが、よくありがちな内容かと思いきや、冒頭の見出しにヤラレました。
「はじめに」の書き出しは、次のように始まります。
”「成功に値する人」になろう。”
元英国首相のチャーチルの言葉を引用から導入に入るのですが、頭を後ろからガツンとやられた気分で、身が引き締まりました。
本を読むと必ず、心にの響いた頁の隅を折るのですが、10箇所以上折ることになりました。
仕事に留まらず、人とのコミュニケーションのあらゆる場面で即役に立つことが書かれているので、お薦めです。 -
成功するのに大事なことは?
→ひなむきな努力をすることで自尊心を高め、自分が成功に値すると確信することができる
年をとればとるほど変化を求める必要があり、低い目標で満足してはいけない
逆境に直面すればするほどポジティブにならなければならない
失敗への恐怖をバネにする
最初のやる気だけでなく粘り強さが必要 -
「成功するには成功に値する人間になる必要がある」
本書のメッセージはこの一言に尽きる。
そのための方法が10の章で述べられている。
著者の思想には「正しい努力」を我慢強く続けていれば、
道を開くことができるという考えが根底にあると感じた。
真新しいことを書いているわけではないが、
基本的なスタンスを教えてくれる本。 -
「成功に値する人」になろう。厳しい試練のなかにあっても、自分が成功に値すると信じることができるだけの、努力をすること。
あなたを偉大にするのは粘り強さです。あなたの夢を実現するのも粘り強さです。あなたが潜在能力をぞんぶんに発揮できる環境をつくるのも粘り強さです。
著者のリック・ピティーノは、アメリカのバスケットボールの監督。 -
努力する大切さを改めて感じさせてもらえた一冊です。基本的なことがほとんどではありますが、それを細分化してわかりやすく書いてあるので、自分に置き換えてイメージしやすい。自尊心が成功の土台になり、その自尊心とは努力して得るものである。 基本的な事なのかもしれませんが、成功の為に自尊心が必要なのは自分の中では新たに気づかされた部分です。成功への後押しになってくれる一冊だと思うので、何度も読み返していこうと思います。
2012/07/16 -
悪くは無いですがこういう系はだいたい同じことが書かれています
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アメリカのバスケットボールの監督による、人生を成功させるための心構えを説いた本。訳者は弓場隆氏なので非常に読みやすい。
内容は、自尊心を高める、高い目標を設定する、常にポジティブでいる、良い習慣を確立する、コミュニケーションの技術を習得する、ロールモデルから学ぶ、プレッシャーの下で活躍する、徹底的に粘り抜く、逆境から学ぶ、成功した後で生き残る……といった章立てになっており、とりたてて目新しいものばかりではない。
が、個人的には9章が参考になった。逆境に陥ったときは、基本に立ち返ることが大切、との言葉を当てはめたいと思う。
各章の最後にまとめがあるが、本文とは微妙に異なる言葉遣いで書かれているようなので、きちんと全部読んだほうがよい。 -
こうした内容の本は最近言い回しだけ違うだけであとは同じようにしか感じないような気がする。
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バスケットボールの名監督が語る自己啓発本。
基本的にはコツコツ努力を続けていくことしか、成功にたどり着く道はないという論理。
あたりまえに聞こえるが、なぜそうなのか、どのようにしてその考えに行き着いたのかをバスケットボールの豊富な指導歴から導いていくことで理解がしやすく頭に入ってくる。
ネガティブ発言の否定や「現在」を生きることの重要性を説くなど自分としては響く部分が多かったように感じる。
本書の中で一番印象に残ったのは
「人生に対処するには、あなたは常に前向きでなければなりません。それが正しい方法だからというのではなく、それが唯一の方法だからです。」
また、「成功に値する人になろう」は、琴線に響きました。
また、「成功に値する人になろう」は、琴線に響きました。