蝿の乳しぼり

  • 西村書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890135448

感想・レビュー・書評

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  • サリムじいさんが好き。
    イラン映画とかの風景を思い浮かべながら読みました。
    あちらのものは素敵なおじいさんと男の子のお話が多い気がする。

    自分も子どもにおはなししてってせがまれるけど、なかなか思いつかない。
    結構本は読んでいるつもりなのになあ。

    サリムじいさんのように話せて、年取っても近所の子どもと友達になれるような自分になりたい。

  • 昔語りの得意なサリムじいさんとの交流を中心に、多感な少年の目を通してダマスカスの旧市街とそこで暮らす人々を生き生きと描いた短編集。現代の語り部ともいえるシャミの世界、大人のための寓話。

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著者プロフィール

著*ラフィク・シャミ(Rafik Schami)
1946年シリアのダマスカス生まれ。亡命後1971年よりドイツ在住。1982年以降、作家として活動し、世界150万部のベストセラー『夜の語り部』や『空飛ぶ木』『言葉の色彩と魔法』(以上、西村書店)などを発表。ドイツ語圏におけるもっとも成功した作家のひとりであり、作品は30以上の言語に翻訳されている。1987年、『片手いっぱいの星』(岩波書店)でチューリヒ児童文学賞、1993年、ドイツ語を母語としないドイツ語作家に贈られるシャミッソー賞、2010年、『愛の裏側は闇』(東京創元社)でIPPY(独立出版社書籍賞)ゴールドメダル賞、2011年、忘却に抗し民主主義を支援する文学に対して贈られるゲオルク・グラーザー賞など、受賞多数。

「2022年 『ぼくはただ、物語を書きたかった。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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