言葉の色彩と魔法

  • 西村書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890139989

作品紹介・あらすじ

1971年にシリアから亡命して約半世紀。著名なドイツ語作家となったラフィク・シャミは、世界で150万部のベストセラー『夜の語り部』や『空飛ぶ木』『蠅の乳しぼり』などのメルへンあふれる作品を発表し、今なお精力的に書き続けています。
シャミ文学のエッセンスの詰まった本書には、過去の作品から抜粋または一部を書き換えた54編に書き下ろし5編を収録。ダマスカスでの子ども時代の回想、メルヘン仕立ての短編、アラブの政治や民族のメンタリティを風刺的に書いたものなど、多彩なラインナップは、絶妙なおかしみを漂わせながらも哲学的な視点で人間の真理をとらえています。これら59編のショートストーリーすべてに、妻であり画家のロート・レープが絵を描いた珠玉の愛蔵版です。

著者プロフィール

著*ラフィク・シャミ(Rafik Schami)
1946年シリアのダマスカス生まれ。亡命後1971年よりドイツ在住。1982年以降、作家として活動し、世界150万部のベストセラー『夜の語り部』や『空飛ぶ木』『言葉の色彩と魔法』(以上、西村書店)などを発表。ドイツ語圏におけるもっとも成功した作家のひとりであり、作品は30以上の言語に翻訳されている。1987年、『片手いっぱいの星』(岩波書店)でチューリヒ児童文学賞、1993年、ドイツ語を母語としないドイツ語作家に贈られるシャミッソー賞、2010年、『愛の裏側は闇』(東京創元社)でIPPY(独立出版社書籍賞)ゴールドメダル賞、2011年、忘却に抗し民主主義を支援する文学に対して贈られるゲオルク・グラーザー賞など、受賞多数。

「2022年 『ぼくはただ、物語を書きたかった。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ラフィク・シャミの作品

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