kacchanyamaさんの感想
2011年3月28日
阪神大震災で被災者となった女性と、彼女の家族である18匹の犬と猫。 動物をつれて仮設住宅に入ることも出来ず、公園で暮らす彼女を追った写エッセイ。 こんなに辛い境遇でも、どうぶつたちがいてくれたから生きていけたという女性のことば。 今、東北関東大震災の被災地でも同じことが起こっているかと思うと、胸が痛む。
1970年、広島県生まれ。“人と動物との共生”をテーマに取材活動を続けているフォトジャーナリスト。どうぶつ福祉ネットワーク代表。言葉を持たない動物たちの代弁者としてメッセージを発信することをライフワークにしている。著書に、『“いのち”のすくいかた』(集英社)、『どうぶつたちへのレクイエム』(日本出版社)、『ラスト・チャンス!』(WAVE出版)、『明るい老犬介護』(桜桃書房)など。 「2019年 『老犬たちの涙 “いのち”と“こころ”を守る14の方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」