荒巻の新世界史の見取り図 下 (東進ブックス 大学受験 名人の授業シリーズ)

著者 :
  • ナガセ
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890855193

感想・レビュー・書評

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  • -1010

  • 帝国主義以降から、現代までの世界史を扱った、受験対策の参考書。受験生向けだが、大学受験を大きく超えた内容が満載で社会人にも読まれるべき本。フランス革命で目覚めたナショナリズムが、やがて帝国主義を生み出し、世界大戦につながる。その反省から、ヨーロッパは仲良くしなきゃね!って、EUが生まれる。今現在発生しているギリシア危機、イタリア、スペインの経済危機はこうした歴史的な文脈から語られるべきで、世界大戦の反省から生まれたEUが、その存在意義を試されているのだと気づかされた。誤字、脱字が多いので、それは筆者のブログにて確認が必要。

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著者プロフィール

1964年福岡県生まれ。1988年東京学芸大学卒業、1990年松下政経塾卒塾。現在、東進ハイスクールで「東大世界史」を担当している。趣味はドラム演奏。

「2019年 『眠れなくなるほど面白い 図解 地政学の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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