- Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
- / ISBN・EAN: 9784891012052
感想・レビュー・書評
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成功する経営者に共通する資質は、野望と強欲、人間の器ともいうべき高い品性、そして強運。
マズローの自己実現理論の欲求の5段階説のさらに上に無欲になりたいという究極の欲求がある…
①生理的な欲求
②安全への欲求
③愛と帰属の欲求
④自尊心の欲求
⑤自己実現の欲求
⑥無欲
大成功者に共通する6つの資質は、
①一般の人には思いもつかないような「大きな野望」
②「強欲の熱意」をあきれるほど長く持続する
③尊敬する人物や事業の協力者など「出会い」に恵まれる
④「ツキ」がある
⑤「徹底したプラス思考」の持ち主である
⑥「人を喜ばせる力」がある
強運をつかむ条件
6つの資質+
⑦使命感
⑧感謝の心
人間の脳は本気で「できる」と思ったことに対しては、それを実現すべく全力で動き出すようにできているのだ。
大成功する経営者の脳とは、「思考」「イメージ」「感情」が全てプラスになった「メンタルヴィゴラス」状態にある。
メンタルヴィゴラス状態の脳の中では、やる気を引き出し、能力を発揮させるβエンドルフィンやPEA(フェニール・エチル・アミン)、ドーパミンが分泌される。
ヴィゴラス脳になるためには、右脳のイメージ力を使って扁桃核を「快」にすればいい。
①目標を立て、それが達成された状態をイメージする
②すると扁桃核が「快」になり、喜びの感情が生まれる
③それが脳幹に伝わり、脳内を活性化するホルモンが分泌される詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『「無欲」には「消極的無欲」と「積極的無欲」がある』という言葉が印象的でした。
(以下、アマゾンの紹介文からの抜粋です)
大成功者が最終的に求めるものは、不思議なことに共通して「無欲」なのである。
こう言うと、意外に思われる方が多いと思うが、日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一をはじめ、豊田佐吉、松下幸之助、井深大、本田宗一郎など、過去に大成功した経営者の生き方を調べてみると、それがわかる。
ここでいう「無欲」とは「何もいらない」というような人間として枯れ果てた「無欲」ではない。
そもそも、ひと口に「無欲」といっても、「消極的無欲」と「積極的無欲」があって、いわゆる「消極的無欲」とは、金儲けや競争することが嫌いで、清貧を貫くことを良しとするような無欲である。
あるいは「自分は○○だからできない」と言い訳ばかりして、いっこうに挑戦しようとしない人の心理レベルである。そういう人は、口では「金なんか要らない」と言いながら、本当はお金に執着して、とても嫉妬深い人が多い。
一方、「積極的無欲」とは、その境地にたどりつく過程で、人一倍「強欲」だった人で、過去において自分の仕事に使命感をもち、お金を稼ぐことに徹底した人である。
だから、こういう人たちが求める「無欲」とは、けっして「何もしない」ということではない。
それどころか、自分がこれまで稼いできたお金、および自分の経験、知恵、人脈を、最終的に人のため世のために使おうとするものである。
要するに、大成功した経営者というのは、その成長過程において、ものすごく強欲だったものが、人間的成長を遂げることで「積極的無欲」へと昇華したのである。
(抜粋、終わり)
成功者になるまでは、人一倍「強欲」であること。により、お金を稼ぐことに徹底する。
そして、成功者になれば、最終的に「積極的無欲」となるようです。
なるほど、と思わされた。
「自我」と「大我」の違いだと思う。
「無欲」というと、何も欲しがらないというように捉えて、仕事をしない理由にする人がいるが、それでは仕事で生み出すものが多くない。
やはり、「無欲」は、人のために自分を犠牲にしても犠牲だと思わず、それ自体を喜びとする。そしてお金などの物質的な欲望はなく、人のために役立ったいる精神的な満足を得るために、他に奉仕する。これがすばらしい!そんな人になる!と心に誓う。今日この頃である。
その他、この本『強運の法則 』に書いていた言葉の紹介もあったが、以下のフレーズは印象の残った。
「優秀な人間と、そうでない人間の違いは、頭のデキではない。ただ、ウキウキワクワクしながら仕事をしているかどうか、それだけの違いなのである。(『強運の法則 』p107より)」 -
高いのでいい本だって思って潜在的にもよく効いちゃう
自分が読んできたものとは一味違った何だか「こうあれ」みたいなパワーがすごい逆に新鮮
あまり知れることの無い経営者のものの見方が少し理解できたような気がする
意識を変えていこうと思わせてもらった -
【15年前に発売された16500円する本】
図書館で約一年ほど予約待ちをしてようやく読むことに!経営者向けに書かれているが、サラリーマンや個人事業主にも、仕事をしていなくても「幸せ」を求める人には、なるほどって思える言葉はあるだろうし、SNS時代であっても人と人が関わる限りは心理は変わらないと言う意味では損しないと思う!
特に<なりたいワクワクするイメージを具体的に持つ>とか、<社会的な成功と人間的成功の両立>とかって、どの人にも刺さるんじゃないかな。
約400ページ+ワークブックのこの本、既にワクワクしてる人は読むの向いてると思います! -
考え方で変わる!
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読んだ人は洗脳?されるんじゃないかいかなあ
ってくらいそんな煩悩になれば誰からも尊敬されて人として成功するよね!ってことが書いてある本
意識付けになるし、これから何かをしようとか夢がある人にはお尻叩きやバイブルになる本だと思います。
15,000円もする本で、分厚いから読み切れるかなと思ったけど文字が大きくて日常にありふれたことが書かれてるから、読みやすいです。
ただ、一冊が重すぎて持ち運びに困りました。 -
巷の経営者さんが密かに愛読書、バイブルとしている本だそうです。聞いて速攻で購入しました。
考え方ひとつで変わる! -
大成功者の最終形態は無欲である。
強運を掴む8つの資質とは
1.大きな野望2.強欲の熱意3.徹底したプラス思考4.協力者との出会い5.ツキ6.人を喜ばせる力7.使命感8.感謝の心
能力差とはイメージ力の差
行動の99%は潜在意識に支配されている
【野望】社会的成功と人間的成功 成功の大きさは(何のために働くか)で決まってしまう
【予感】マイナス言葉からプラス言葉 目標を思い出す動作や表情 嫌なことを忘れる動作や表情
【仲間】ツキのある人と付き合え
【ツキ】周りから自分はどう見られてるか
【ライバル】欲の弱い人間は成長が止まる
【他喜力】三方よしを目指せ
【感謝】逆境に感謝できる人間は強運を掴む
【理想の死】人生の終わりをイメージすると本当に望んでいることが見える
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欲求の6段階説
生理的欲求、安全欲求、帰属欲求、自尊心欲求、自己実現欲求、その上に無欲。無欲になる。
使命感と感謝が強運を掴む条件。
心のうちに野望を秘めていること。
能力の差はイメージの差。
強運は脳で作られる。
脳内麻薬=βエンドルフィン、PEA(フェニールエチルアミン)
脳は、目標自動達成装置=鮮明なイメージを区別できない。
行動の99%は潜在意識に支配されている。
集中力を高める腹式呼吸法は、息を十分吐くことから始める。そのほうがリラックス効果が高い。
勉強=向上、仕事=楽しみ、など嫌な感情が染み付いている言葉を言い換える。
マイナス感情が浮かんだら?切り替え法=イエスバット法=最後の言葉を記憶する。
「俺は人とは違う」=自分に対して、事前に暗示を与える
「ここで気を抜くな」=冷静になる暗示を与える
「最終的な目標はまだまだ高いところにある。ここで気を抜くな」
強気になる決意と、冷静になる決意。
5回、毎日唱える。毎日、に限定するのは、サボるとすぐにやめることになるから。
辛い時こそガッツポーズ。苦しいことは楽しいこと。
自分を叱ってくれる人に感謝せよ。
期待されると、期待に応えようとする=マイフェアレディ、ビグマリオン効果。
認知的不協和=脳は、認識を変更して行動を正当化しようとする。=あのぶどうは酸っぱい。タバコは必ずしも身体に悪いとは限らない。
出来ないとき、自分の責任ではない、と責任を外部に転嫁する。天候のせいにする、世の中そんなに甘くない、など。
それを、打ち破るのが、理想の自己イメージ、心のうちにある野望。
長期的ライバル=一生かかっても追いつけないような人。
自分の欲求(悔しさ、意地)、強欲エネルギーだけでは限界がある。
人のため(感謝と使命感)は人を強くする。
どう見られるか、がツキを左右する。優秀であるより優秀だ、と思われることのほうが重要。
他人を喜ばせる喜び、を感じる。
最初は見返りを求めて他人を喜ばせてもいい。陰徳と陽徳。
自分の目標が達成されると誰が喜ぶのか。
成功者がツキがあった、と思うのは感情脳がツイている、と感じられるから。困難な壁も肯定的に捉えて、ツキと感じる。逆に言えば、ツイている、と思うことで成功もつかめる。
理想の死に方は、理想の生き方、と同じ。
どうやって死ぬか、を考える。
真に人を動かすのは、何かに心を動かされたとき。
人間はできる、と思ったことを実現する。できない、と思ったことは「できない」を実現する。
マイナス感情をプラスの言葉で言い換えるイエスバット法。 -
西田先生が社長、後継者、経営幹部だけを対象とした完全少人数制のセミナーで、直接指導している一般非公開のノウハウが1冊の本になりました!!
経営者の方必読ですよ!