【新装版】人蕩し術 (アラヤ識シリーズ)

著者 :
  • 日本経営合理化協会出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891014018

感想・レビュー・書評

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  • 「渋沢栄一(論語と算盤)」、「ティール組織」に次ぎ私の一生本に加わりました。分厚いながら文字は大きく難しい言葉もなく、また一貫して丁寧に解説されており、「魅は与によって生じ、求(ぐ)によって滅す」真髄が実しやかに説かれております。理解するは易し、行うは難しですが、「こうでありたい」と思い続け、密かに自己重要感を高めることを忘れず、愛を与え続ける先に、また自分の素晴らしい未来が来る事を信じさせてくれました。感謝の一冊です。

  • ・余裕を得るには人生を楽しもうと決心すること。また、人生をゲームと思うこと。あまり真剣に「何が正しいことか?」をやめて「明るく、楽しく暮らす」よう考えること。
    ・与えれば好かれ,求めれば嫌われる。
    ・自己重要感とは、自分のこの世における存在価値を確かめたいという無意識的願望
    ・人生における成功の要諦は、魅力にあり、そして、その魅力を得る最大の秘訣は、自分にとって有用なる人物の自己重要感を充足させてやり、もって、彼の自分に対する群居昌衝動をより強く喚起せしむるところにこそある」
    ・愛とは与えること。他人の悩みを除き喜びをはかること。

    ・釈迦は」「あらゆる事象に固有の性格はない」
    諸法無我といわれた。ならばこの「利己」という言葉にもそれがあてはまるはずであり、それは無自性すなわち「悪でもなく、善でもない」ものでありましょう。
    ・不完全なる愚かな利己主義とは、「現在利己的であるために、未来の不利益を背負い込む」完全な健全な利己主義とは「現在も、そして未来も、自己に利益をもたらすべき配慮」
    ・誇りとは自分の心の内において行われ、高慢は他者に対して行われる。
    ・そもそも何のために、人に何かを与え、魅力を増加させるのか、それは、自分が利益を得るため。そしてその利益を得ようとする意識こそ生命の根元であり、それは欲望と呼ばれるもの。これはつまり、欲望が強ければ強いほど、生命力は強くなる。
    ・自己の欲望を燃え立たせ、次に、その欲望の充足のやり方を学び、「まず与えよ」という原理を用いて、おのずから欲するものが、自分の手の内に転げこんでくる「魅力術」に長じなければならない。

  • 魅力的になるための本質が詰まった本。
    非常に面白かった。
    何度も読んで血肉にする。

  • タイトルに惹かれて読み始めたら、面白かった。
    群居衝動と自己重要感のジレンマとか、それに折り合いをつけながら、相手の自己重要感を高めることが自己の魅力の源とか、周囲に悟られずに自画自賛の呪文で暗示をかけるとか、正義を唱えると相手の自己重要感を傷つけるとか、遠慮がないは深謀遠慮がないことで、自分に利益があるように深い慮りができる人こそ、真の意味で利己主義者である。つまり、相手を尊重することだ、とか。
    自分のことばかり考えている人間の幸福感は低い。どうすれば他人を喜ばせることができるか考えると、自己充足につながる。

  • 緊張と弛緩のバランスをとる。時に求め、時に諦めればよい
    所有や蓄積は、生存本能の一部です
    人の自己重要感を満たしてやること
    ツキのある人と交わるべし
    陽気さを身につける法①笑顔②挨拶③話しかけ
    好奇心を失うな

  • 最高

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