どの章も実例あり、大変読みやすかったです。
今の私は「第6章 自分に対する秘密」の内容が必要だったみたいです。
"...自分に対して秘密を抱くとき、心の中の空間は狭くなり、非常に窮屈になる(無明の迷い)...あらゆる問題は即座にその場で理解していき、自分が自分に対して、秘密をもたないことが非常に大切"
『秘伝6 忘心の法』を読んでいて、ふと某映画の場面もカタルシスの一種だなと思い浮かびました。
ハリーポッターにでてきた妖怪ボガート(対象の魔法使いが最も恐れるものに変身する妖怪)とのレッスンで、呪文リディクラス(笑えるものに変化させる)を唱える授業。
自分の恐怖が他の人に曝け出され、それを同時に笑いに変化させる。乗り越えた自信もつくし、自分のだけでなくみている人たち全員の自己重要感も高まる。先生めちゃくちゃ褒めてくれますしね!
心の中の恐怖や過去の出来事を、良い・悪いの判断をつけずただ見つめて、リディクラスを唱えていこうと思いました。
その他、自分用メモ
・魅は与によって生じ、求によって滅す
・喜びの貯蓄
・5つの欲の中で人々が一番欲しがっているものは自己重要感
・親(注視・賞賛・ほほえみ)
・とかく人は幸福の雰囲気をただよわせている人のもとへ自然に寄っていく
・即、求める者は、これを失い
まず、与える者は、これを得
・自分の自己重要感が低下していると、その苦しさに耐えかねて、他人の自己重要感を失墜させることによって、自分の自己重要感を浮上させようとする。自己催眠、自己暗示。注意。