おばけのマールとゆきまつり

著者 :
  • 中西出版
4.10
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本棚登録 : 47
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891151577

作品紹介・あらすじ

第一作では動物園でお友だちをつくったおばけのマールが、今回は雪の街へとおでかけします。
どんどん大きくなる雪の玉と一緒に、読み進むごとにワクワク感が広がる場面が印象的。
雪国ならではの雪を楽しむことの大切さや、お互いに助け合うことの重要性が描かれ、あたたかい雪の降る街が舞台です。
マールはいったいどんな仲間に出会うかもお楽しみ。

感想・レビュー・書評

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  • 2歳0ヶ月。そんなに頻度は高くないですが、「よんで〜」と持ってきます。

    札幌に縁のない子どもはササラ電車を見て、「これなに?」と興味津々です。
    親にとっては懐かしく、子どもにとっては新しい世界です。

  • 2010.02 3-1

  • おばけのマールは雪の日にチンパンジーのレディに会いに行きました。雪の玉を転がしていくと、どんどん大きくなって……。雪って大人になると厄介物な部分もありますが、子供の頃のワクワクした気持ちを思い出せます。大きな公園って、大通り公園なんだろうな。札幌の街を存分に感じられる一品でもあります。

  • マールが動物園に行ってチンパンジーのレディーと一緒に雪玉を転がしているとどんどん大きくなって教会の前でストップ。
    これでは信者さんたちが入れないからと神父さんも雪玉を転がすのを手伝ってくれる。
    大きくなって今度はパン屋さんの前で動かなくなってしまう。
    するとパン屋さんがお店の前に雪玉があると困ると一緒に転がしてくれる。
    そうして、今度はササラ電車の前で止まる。
    ササラ電車も一緒に雪玉を転がしてくれて到達点は大通り公園。
    大通り公園では雪祭りの雪像を作っていてちょうど雪が不足していたのだとか。
    転がしてきた雪玉を使ってマールの大きな雪像の出来上がり。

    雪玉と雪祭りの関連性は…?と思ったらそうきたか。

    チンパンジーのレディーって本当に丸山動物園にいるのかな。
    出てくる教会やパン屋さんも実在するとか。
    ササラ電車。
    見た目は分かるけれど、実際には見たことはない。

  • 展開もスムースで話の中身も可愛い
    ご当地絵本ではオススメ

  • 札幌の街が舞台なので、子供たちも親近感がわいて、入り込んで聞いてくれました。自分たちが遠足で行った動物園や、見たことのある電車、大通公園…。短い絵本ですが、ワイワイしてしまうので、意外と時間がかかりました。

  • 大雪のため動物園がしまっていたため,最終的には街の人たちと一緒に雪祭りの雪像を造ってしまいましたという話。出てくるお店や場面のモデルを想像すると楽しいです。全部南1条通りにある店や景色なので札幌在住の方は親しみやすいです。子供も大喜びなので5点。

  • 札幌に住んでいるのならばぜひ入手したい1冊。

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著者プロフィール

絵本『おばけのマール』シリーズの原作、文を担当。
『ひとふさのぶどう』は有島記念館の学芸員さんが、ぼくに“なんだい”をくれました。“なんだい”とは、むずかしいもんだいのことです。
かんたんにこたえがでては、つまらないから、“なんだい”は“おもしろい”といえます。
「だから人生もおもしろい」
どうか、あなたにとって人生と、この絵本が“おもしろい”ものでありますように。

「2024年 『ひとふさのぶどう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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