映画における意味作用に関する試論: 映画記号学の基本問題 (叢書記号学的実践 23)
- 水声社 (2005年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
- / ISBN・EAN: 9784891764845
作品紹介・あらすじ
映画が記号学的分析の対象となりうるひとつの言語活動であることをしめして今日の映画記号学の確立に決定的な貢献をなした記念碑的論文集にして映画理論を学ぶすべての人々にとっての必読の書。映画(シネマ)の「固有性」とは、言語活動になろうとする芸術のただなかに、芸術になろうとする言語活動が存在するということなのである。
感想・レビュー・書評
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映像芸術論B[Moving Image Theory B]
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[ 内容 ]
映画が記号学的分析の対象となりうるひとつの言語活動であることをしめして今日の映画記号学の確立に決定的な貢献をなした記念碑的論文集にして映画理論を学ぶすべての人々にとっての必読の書。
映画(シネマ)の「固有性」とは、言語活動になろうとする芸術のただなかに、芸術になろうとする言語活動が存在するということなのである。
[ 目次 ]
1 映画への現象学的アプローチ(映画における現実感について;叙述的なものの現象学のためのいくつかの考察)
2 映画記号学の諸問題(映画―言語か言語活動か;映画記号学の問題点 ほか)
3 映像の帯の連辞的分析(ジャック・ロジエの映画『アディユ・フィリピーヌ』における「自律的線分」一覧表;ジャック・ロジエの映画『アディユ・フィリピーヌ』大連辞関係研究)
4 “現代”映画―理論的諸問題(現代映画と叙述性;フェリーニ『81/2』の「入れ子」構造 ほか)
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