屍は美少女の香り2 ~屍の美少女は二度甦る!~(桜ノ杜ぶんこ)

制作 : 一二三書房 
  • 一二三書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891991333

作品紹介・あらすじ

世界を救うために"人類総ゾンビー化計画"を推し進める屍狂一郎こと樺根鏡一郎。その計画を阻止すべく立ち向かうエクソシストたちはことごとく討ち倒され、人類の未来は風前の灯火となっていた。そして新たな抹殺計画が秘密裏に進行する中、それを知らない鏡一郎たちは束の間の平和を味わうべく都内公立高校に転入する。学園祭を間近に控えた学校に、最凶の刺客が差し向けられる。不敵に笑う白ゴス美少女の正体は。

感想・レビュー・書評

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  •  買った後に評価が散々なのを見て萎え、前巻の良さを忘れてから読むと主人公がちょっと変態なラブコメラノベとしてそれなりに笑いながら読めた。
     屍体愛好家の主人公は今回、写真集めて薀蓄でオカルト(中略)ホラー(中略)研を乗っ取るだけだった。屍体愛好家にしてゾンビストという言及があったのでシリーズ全体への得心がいったのは良かった。生身の人間相手になら70%の力で攻撃できるという主人公の特性を逆手に取った敵など、まぁ先が読める展開だった。そのオチにもガッカリだった。
     それにしても今回のラスボスに起用された魔術師の正体を知ったときは何やってんだ作者は、と思った。オカルトに詳しいのはわかったがひでぇ。今回はクトゥルフ神話ネタは無いに等しい扱いだった。
     誤植は多いし文章は下手だし、タダでさえマイナーな文庫から出てるのにこれでは……しかもだいぶ作者の歳いってることを思うと頭が痛い。
     小説というかナレーションになるとこも多いし、読者を現実に戻すような作者の都合とか書くのは何にも面白くないのでマジでやめてくれないかな。そんなのはマジックリアリズムじゃないだろうし、そうだとしてもラノベでやる必要がないと思う。

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