転生幼女はあきらめない (サーガフォレスト)

著者 :
制作 : 一二三書房 
  • 一二三書房
4.17
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本棚登録 : 71
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891995416

作品紹介・あらすじ

気がついたら赤ちゃんとして転生していました。母は亡くなり、父からは疎まれて、せっかく侯爵家に生まれたのに、最初から人生ハードモード。でもへこたれない。しっかり食べて寝て動いて、もらえるものは全部もらって、幸せに生きていこう。
でも、なぜかいろいろ事件は起こる。虚族と人族が対立する世界、結界を張る力を持つ転生幼女が、周りを巻き込んで幸せになっていくお話。

感想・レビュー・書評

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  • 微かに幸せな家族に囲まれた前世の記憶。
    突然、目覚めたら、自分の口から赤ちゃんの泣き声が。
    母はリーリアを産んで亡くなり、父には疎まれ、学院から帰って来ない異母兄。
    それでも、赤ちゃんながら頑張って、父と兄とキャッキャと暮らしていたら、いきなり誘拐されて国外へ。
    結界の守るキングダムの外は夜になると生き物の魂を吸い取る虚族が現れる。そんな場所へ連れ去られたリアは。

    ちょっても、おもちろいでしゅ!
    読んでるうちについ頭の中の言葉がたどたどしくなっていく。
    赤ちゃんの努力に、ウチのチビちゃんたちの小さな頃を思い出しつつ、あれ?一歳ってどんなだっけ。
    とにかくたくましく賢いベビーちゃんが、大奮闘するお話。
    虚族とは何か、キングダムの結界を維持する四侯と王家のルーツとは?
    気になるー。

  • 最近、姪が二人目を出産して、姪孫が増えました。遠いところで暮らしている上に、このご時世なので会いにいくこともできませんが、姪がマメにラインで動画を見せてくれるので、日々の成長に目尻を下げたおしております。赤子とは可愛いもんですね、そして、上の子がまた可愛い。ということで、ちょっと赤子と幼児にアンテナが立っていたようで、書店で平積みになっていたのに目がいきました。異世界転生もの。ただ、戦闘やらはほぼなくて、ぽやぽやよちよちしたリーリアがとても可愛い様子を愛でるラノベです。なんかもう、こういうのも良いですねぇ、心が安らかになる。本作では出産で母を亡くした赤子リーリアが父やまわりの人に避けられて育ち始めるものの、転生しているために心がマチュアなので、それなりに独りでなんとかしようとする。その姿が兄や父の心をとかして、大変仲良くなる。が、リーリアが誘拐される。いろいろあって、ハンターに助けられ、旅をする先々でも本人の能力と、まわりの人間の助けで楽しく生きる。という感じか。パンチはさして聞いてもないが、じんわりほっこりとする感じ。まわりの人々のリーリアへの愛がとてもよい、幼女無双。これは続きも読もうと思います。

  • ☆4.0

  • 異世界転生して赤ちゃんリーリアになる。

    特別収録『ハンナの日記』誘拐事件後に見つかった、リーリア愛のつまった日記を読んで…。お父様視点。

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著者プロフィール

『この手の中を、守りたい』(アリアンローズ)、『聖女二人の異世界ぶらり旅』(カドカワBOOKS)、『異世界でのんびり癒し手はじめます~毒にも薬にもならないから転生したお話』(アリアンローズ)、『転生幼女はあきらめない (サーガフォレスト)』等、既刊シリーズ多数。趣味は散歩。

「2023年 『転生少女はまず一歩からはじめたい 6 ~魔物がいるとか聞いてない!~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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