- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784892140808
作品紹介・あらすじ
合気道開祖・植芝盛平先生の生前の道話を集めたもの。
合気道の生まれた根源の世界、 精神の深奥を説き、 合気神学、 植芝神学の真義を開示する。
感想・レビュー・書評
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初回読了
すごく難解なので、また読みかえそうと思います
盛平翁も生涯かけて磨き上げていったと同様、
合氣道は、技に頼らず意識が大切なんだと理解しました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
合気道の稽古の前に、この中の語句を唱和すべき本。
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合氣道創始者・植芝先生の語録。
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”神とは生宮を通して、初めてこの世に現れるのであります。生宮とは、肉体人間のことであります。人間の造った木のお社にさえ、神々が集まるのですから、神の子たる人間の生宮に、神々の集まらないわけがありません。人は顕幽神三界の理を悉く胎蔵し、これを調和する主体にならねば、何時迄たっても、大神様の大み心、大み心は既に地上に現れているのにかかわらず、掴むことが出来ません。人は思うままに三界を織り成し、心の持ちよう一つで、宇内を開くことが与えられているのであります。”
”自分一人でも開眼すれば、宇宙の気はみな悉く自分一人に、自然に吸収されて来るのです。そして悟るべきものはすべて悟るのであります。タカアマハラも自分にあるのであります。天や地をさがしてもタカアマハラはありません。それが自己のうちにあることを悟ることであります。タカアマハラは造化機関であり、人もまた同じ素質、同じめぐり、動きをもっている造化機関なのであります。タカアマハラを天や地に尋ね求めるより、まず自己に尋ね求めることです。宇宙のいとなみが自己のうちにあるのを観得するのが真の武道なのであります。” -
合気道創始者の精神世界を垣間見る事の出きる一冊。
宗教色が強いのは難だが、当時の世相を読むには良い資料になる。