パパが宇宙をみせてくれた

著者 : ウルフ・スタルク ひしきあきらこ

感想・レビュー・書評

[kagimillsさんの感想 · 2012年1月14日]

４歳児に読み聞かせた絵本。ストーリーや絵のもつあたたかさ、お父さんと子どもだけの秘密の共有感覚などは楽しく理解できたようですが、ディテールはまだちょっと難しかったみたいです。

[さとさんの感想 · 2011年8月14日]

【スウェーデン】
パパが、かっこよくて、スマートで、ロマンチストで。
けど、最後の最後に……やっちゃうとこが、またたまんなくイイのです。
いいなー、こーゆーパパ。

ちっちゃくて、パパに抱き上げてもらってたウルフが、帰り道、パパの手をひいてあげてる。
パパを、ウルフがどれだけ愛してるか。
パパが、ウルフをどれだけ愛してるか。
心が、ほっこりします。

パパの壮大な宇宙も。
ウルフの見つける、ちっちゃな身近の宇宙も。
水たまりにうつったパパの顔も。
やさしい時間を感じられます。

[yukkeさんの感想 · 2011年6月21日]

パパが宇宙を見せてくれる話

もちろん星空だけど、
それだけじゃないものを見せてもらった男の子

[よしださんの感想 · 2010年4月23日]

パパが犬のうんちを踏んでくそうーと言ったのがおもしろかった

[shirohonさんの感想 · 2009年5月7日]

スウェーデンの作家さんのもの。色鉛筆で描かれるかわいらしい絵がとても魅力的。パパと少年ウルフのほのぼのとした交流が心暖まる感じ。でも、唐突に宇宙を見に行こうって言うパパはちょっと変わってるよね。

著者プロフィール

スウェーデン、ストックホルム生まれ。現代スウェーデン児童文学を代表する作家。リンドグレーン賞などさまざまな賞を受賞していて、日本でも多数の作品が翻訳されている。著書に『おじいちゃんの口笛』（ほるぷ出版）、『シロクマたちのダンス』『夜行バスにのって』（偕成社）、『ちいさくなったパパ』（小峰書店）、『パパが宇宙を見せてくれた』（BL出版）などがある。

「2024年 『難民を理解する絵本（全２巻）』 で使われていた紹介文から引用しています。」