精神病は病気ではない - 精神科医が見放した患者が完治している驚異の記録

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  • ハート出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892954948

感想・レビュー・書評

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  • 精神病は病気ではなく、死者の意識が生者の肉体を借りるために起きる生者の意識の異常現象である。生きざまについての反省を生きているうちにしなかった先祖が、死んだ後に反省して苦しむところから始まっている。あなたの代で連鎖を断ち切るべく供養すべし。

    サブタイトルに精神科医とあったので、医学の本だと思っていたら、スピリチュアル系でした。結果的に、成仏できなかった子孫を苦しめるようなご先祖様だけが残ってしまうというのもなんだかなぁと思いました。

  • 精神科的な内容かなと思ったら霊的なやつだった(ー ー;)
    身近に霊感が強い人がいたのでこういう話は受け入れやすい方だと思うけど、なんだか置いてけぼりで内容が頭に入ってこなかった。
    ここに書かれている事を丸々鵜呑みにするのは無理かな。
    そもそも精神病の全てが憑依ってわけでもないと思う。

  • そもそも著者の言う精神病の定義が不明。
    不明なのに、さも当たり前のように
    こういったことは精神病のよくある症状と
    見られますが、とか意味わからん。
    確かにスピリチュアルな世界を全否定はしないが
    それにしても…感が凄い。
    ご先祖様を大事にして、感謝の気持ちを持って、
    って当たり前のことは納得するけど
    著者近影をみて胡散臭さに…
    さらにネットで調べたらこないだの宇都宮爆弾の
    犯人爺さんちはここにはまって
    夫婦でもめたようだね…
    全体的に小学生位に読んだ霊能者の本、
    てノリだった。

  • 医学でもなく、いわゆる学校で学ぶ心理学でもなく、僧侶からみた切り口で精神病の原因と治癒の過程が書かれている。

    生きているものも、死んでいるものも、「思いやってほしい」「想いを満たしたい」という気持ちは一緒なのではないだろうか。

    肉体が滅んでも、自分が死を意識しないと意識体は「定められた場所」すなわち「成仏」することができないらしい。

    死者の「満たされぬ気持ち」を実現しようとして、意識体が生きている人間に憑依する→憑依された人間が精神病になる、というのが著者の考え。

    霊視や、実際に死者の想いを探ったりして供養をする。
    そうやって精神病が治癒していった実例がいくつもあげられている。

    供養とは、死者の気持ちによりそうことなのだろうと思った。
    お祓いなどで邪険に追い払ってしまうのではなく、その気持ちをくみ上げること。
    そうすることで死者の心は満足し、「成仏」できるようである。

    精神病者とその家族との交流は、恐らく非常にハードなものであろうと推測できる。
    故に、著者の切実で切羽詰まった表現が冷静ではないように感じられることもあるが、臨床の場というのは、実はこのように感情的に生々しい面があってもいいように思う。

    とにかく、両者共必死なのだ。

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