借金2000万円返済記

  • ブックマン社
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893086396

感想・レビュー・書評

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  • ギャンブル依存症。特に競馬。
    負けるまでやめられない。闇金にも手を出す。
    本人的には芸の肥やし、なんだろうが弟子の親にまで借金する。

    大動脈解離で生死の瀬戸際。
    でも反省はせず。

  • 「借金2000万円”返済記”」ではなく”生産記”または”顛末記”である。本業や趣味では上手く楽しくしていけるものの、金儲け・ギャンブルが絡むととたんにダメ。昨日今日の借金男じゃないとはいえ、ここに記される無鉄砲さは凄まじい。しかし「落語とは人間の業の肯定である」という立川談志の言葉もあるし、酒や博奕で身を崩す落語の登場人物のように生きていくしかない著者の生き様記録、しかと目に焼き付けるべしな一冊。

  • 快楽亭ブラック師匠が、借金問題を中心に、苦境の日々をつづる。生々しく、痛々しく、それなのにやっぱりおもしろい。どうしてそんな借金をつくるはめになったかというと、競馬というのだから始末に負えない。でも、師匠の競馬話、おもしろいんだよね。やはり元手がかかってると、ひと味もフタ味もちがいます。個人的に借金を申し込まれない限り、どんどん借金しても遊んで欲しいと思います。

  • ぶらっくさんの本。


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著者プロフィール

1952年町田市生まれ。父は米国人、母は日本人。落語家。映画監督、脚本家、俳優、映画評論家、風俗体験リポーター等をこなす多才な芸人。元妻は女優の川口朱里。立川談志の命により「二代目快楽亭ブラック」襲名するまで16回改名。しかし借金がもとで落語立川流を除籍となる。古典落語に加え、艶話や放送コードに抵触するネタを盛り込んだ新作でファンを魅了。主な著書に『日本映画に愛の鞭とロウソクを―さらば愛しの名画座たち』『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全(1)』『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全(2)』(洋泉社)。『歌舞伎はこう観ろ!』(彩流社)。現在、自主製作CDシリーズの「借金男」が10巻、「ふたたび借金男」が3巻まで、そしてDVDが多数出ている。

「2012年 『立川談志の正体 愛憎相克的落語家師弟論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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