ひとりも、死なせへん ~コロナ禍と闘う尼崎の町医者、551日の壮絶日記
- ブックマン社 (2021年9月14日発売)
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感想 : 13件
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- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893089441
感想・レビュー・書評
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ニコニコ動画でこのお医者さんのことを知り、ドキュメンタリー映画を見てとても気になったので読んでみました。
泣きました。
こんなふうに生きることは私の理想かも知れません。
心の叫びがたくさん詰まってて、コロナ禍のリアルがあるのでぜひともたくさんの人に読んでほしい。そしてこんな考えを持つお医者さんが増えたらなあと、思ってしまいますね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
兵庫県尼崎市で長尾クリニックを営む町医者・長尾和宏先生が、2020年1月に新型コロナ騒動がスタートしてからコロナ禍の中東京オリンピックが開催される2021年8月までの、約1年半の軌跡を記した作品。約400ページあり、ノンフィクション小説としても読める一冊であり、作中、長尾先生により「コロナ対策の間違い」「なぜ医療崩壊したのか?」などが語られる。日本のコロナ対策には認知症患者という視点が抜けている、新型コロナにおけるタバコの弊害など、誰も触れてこなかった部分に踏み込んでいて、いろいろ考えさせられた。