大人と子供のための読みきかせの会: 5年間の物語

著者 : 中井貴惠

• ブロンズ新社 (2003年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

大型絵本のしかけのヒミツから、生の演奏とのアンサンブル、会の運営、ボランティアとしての活動、寄付、そして出会った人々…。5年間の活動をまとめた1冊。「大人と子供のための読みきかせの会」おすすめの絵本ガイドつき。

感想・レビュー・書評

[jkrabiさんの感想 · 2016年8月8日]

パパの会に参加して、飲んでいるときに、イベントの話になり、「中井貴恵さんみたいな読み聞かせを目指しているんですよ」との事。知らなかったので、本を読んでみた。

ボランティアで絵本の読み聞かせをしている話。ただ読むのではなく、大型の仕掛け絵本を作り、生演奏と一緒に。会場に募金箱を設置し、慈善団体に寄付する活動を行っていると。

素晴らしい行いだし、イベントに役立ちそうなアイデアが盛り沢山で興味深く読む。

【学】
つりばしゆらゆら/もりやまみやこ

洗濯台を使って大型絵本
イーゼルを台にして布の絵本

著者プロフィール

中井貴惠 女優・エッセイスト、1978年映画『女王蜂』でヒロインデビュー。1998年「大人と子供のための読み聞かせ会」を結成し、公演回数は1450回を数える。2006年より朗読公演にも精力的に取り組んでいる。翻訳絵本に『ハンナとシュガー』『メイが はじめて がっこうへ いく ひ』がある。

「2021年 『ふたりの バナナ』 で使われていた紹介文から引用しています。」