りんごかもしれない

  • ブロンズ新社
4.26
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本棚登録 : 6552
感想 : 475
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893095626

作品紹介・あらすじ

ひとつのりんごをめぐって、次から次へと繰り広げられる、不思議でユニークな世界。<br>見方を変えれば、りんごひとつで無限に遊べる。発想力で楽しく豊かに過ごす方法がぎっしりつまった絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 【りんごかもしれない】
    コメダ珈琲においてあったので。

    私は結局は色々とアレコレ考えても
    一触にしかず。
    という事を学びました。
    著者の独創的な発想の絵本は面白い。
    これからもこのシリーズは読んでいきたい。

  • かもしれない。
    そうかもしれないし、こうかもしれない。
    違うかもしれないけど、ホントかもしれない。

    いや、これも無限ループ(笑)



    ひとつのりんごをめぐって、次から次へと繰り広げられる、不思議でユニークな世界。
    見方を変えれば、りんごひとつで無限に遊べる。発想力で楽しく豊かに過ごす方法がぎっしりつまった絵本です。

    著者について

    1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、書籍の挿絵など、多岐に渡って活躍。主な著書に、「トリセツ・カラダ」(文・海堂尊/理論社)、「せまいぞドキドキ」(講談社)などがある。2児の父。本書が初の絵本作品となる。

  • 超有名なこの絵本、ようやく拝読

    そういうオチか!!読んでよかった。始終主人公が可愛いし、私が失ったものを補充させてもらった気分

    何でこんなに心にヒットしたんだろ。人の描き方?発想?色彩?うん、全部かもしれない

    「かもしれない」運転よりほっとする、そんな私の言葉は感想かもしれない

  • 妄想のような想像をわかりやすく丁寧に描いてある。とても面白い。

  • 発想力のすばらしさ

  • ヨシタケさんの発想力が爆発している一冊。
    子どもの頃を思い出すようで楽しい。

  • ナンセンスで馬鹿馬鹿しくて
    とても小さい子向きで私が求めた・期待したものとは少し違ったかなと
    なんかめっちゃ評判が良いだけに期待しただけに
    ある意味期待ハズレでした

    ですが小さい子にはめっちゃウケるし
    多様性・可能性・妄想力・引き出しの多さ・発想の飛び方・飛ばし方
    なんでそうなる????でスゴかった

    でもなんでリンゴなの?それはリンゴだって分かりきってるから
    ブラックボックスなり箱の中の猫でも良いわけで
    読んだ後も暫く疑問・不思議だった

    でもなんやかんやを経て、
    あっ!!!!林檎だ!!!!と気づいて、なるほどねぇ〜
    やっぱりこれにも、態々キッカケの石が林檎を選んだ・なんでこの立場・役が林檎なのかは意味がめちゃくちゃあって逆に色々な他にそれっぽい適任・合う役はいたとしても
    林檎『が』よくて、林檎『じゃないと嫌』林檎『でないと駄目!』だったんだなと分かり
    とても納得・腑に落ちて・しっかりおさまって
    もやもやが解決してとてもスッキリと満足感・充足感を味わえてとても良かった!

  • 「あるひがっこうからかえってくると
     テーブルのうえにりんごがおいてあった
     ……でも……もしかしたらこれはりんごじゃないのかもしれない
     もしかしたらおおきなサクランボのいちぶかもしれない」

    そんな疑問からスタートするりんごのあらゆる可能性を探った物語。
    妄想はりんごの形や中身に、別のものに、過去に、未来に飛躍していく。

    いや〜〜〜〜最高すぎる!
    発売して10年以上読んでなかったことを後悔するレベル。自分の中のバイブル決定。発想と妄想の全てが詰まっている絵本。めちゃくちゃおすすめです。ヨシタケさん最高だわ。

    というか、世の中の作家はみんなこれをしているのかもしれない。
    芸術家もこれをしているのかもしれない。
    ミュージシャンも芸人もこれをしているのかもしれない。
    社長も王様もこれをしているのかもしれない。
    そんな感想を書いたのは僕じゃないかもしれない。

    ———紹介(公式より)———

    ひとつのりんごをめぐって、次から次へと繰り広げられる、不思議でユニークな世界。見方を変えれば、りんごひとつで無限に遊べる。発想力で楽しく豊かに過ごす方法がぎっしりつまった絵本です。

    内容紹介(情報提供:絵本ナビ)

    ある日、男の子が学校から帰ってくると、テーブルのうえにリンゴが置いてありました。しかし、そのりんごを見て、とある疑問を抱いてしまった男の子。「もしかしたらこれは、りんごじゃないのかもしれない」

    りんごがりんごであることを疑う男の子の想像は、とどまるところを知らずにどんどん大きくなっていきます。これはりんご型のメカかもしれない!? 機能満載、リンゴメカの解剖図!らんご、るんご、れんご、ろんご!? 奇妙キテレツな形のりんごの兄弟たち!ほんとはオシャレがしたかった!? いろんな髪形、りんごのファッションショー!はたしてこれは本当にりんごなのか??

    男の子が思い切って、ひとくちかじってみると……奇才ヨシタケシンスケさんの大ヒットデビュー作!小さなひとつの疑問から展開される、まか不思議なアイデアと想像力の壮大な世界。りんごひとつで、こんなに話が広がるなんて!どのアイデアもとんでもなくトッピなのに、常識も予想もぶち壊しながら、どんどん大きくふくらんでいくその発想に目が離せません。

    デフォルメが強く線もとても少ないのに、見ればすぐにヨシタケシンスケさんだとわかる独特の絵。それが、大暴走する奇妙な発想に親しみやすさを与えていて、一見すると怖いとあるアイデアも、なんだかくすりとさせられる不思議な雰囲気になっています。表紙と裏表紙の絵も、謎が謎を呼ぶ不思議なりんごのオンパレード!りんごひとつから展開される想像力の大暴走に、ビックリ大笑いの一冊です。
    (小説家 堀井拓馬)

  • 行きつけの本屋でよく読んでいる。

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著者プロフィール

1973年神奈川県生まれ。絵本作家。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。スケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたる作品を発表。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版し、第61回産経児童出版文化賞美術賞、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位を獲得。その後、『もう ぬげない』(ブロンズ新社)『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)『あつかったら ぬげばいい』(白泉社)『あんなに あんなに』(ポプラ社)で7度にわたりMOE絵本屋さん大賞第1位に輝く。

「2023年 『しかもフタが無い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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