- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893095985
作品紹介・あらすじ
春のおとずれを鮮やかな筆致で描いた絵本。コツンコトンコツコツ、パリンパクンパン!冬の終わりの夜に不思議な音が聞こえたら、君の庭にくまがやってくるよ。そしてくまはこういうんだ「もうすぐくるよお。いっしょにいこう」。
感想・レビュー・書評
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そうかあ、春はこんな音をさせてやってくるのか。
春が待ち遠しくてたまらないから、みんなで迎えに行くのねえ。
お話しがあるのだけど、起承転結がはっきりしてない感じの、こういうお話しは、どこに楽しみを持ってくるのか、いまいち私には難しいのです。
お話しはずっと謎の音と、それを待ちのぞむ動物たちが、ただ、「もうすぐくるよ」と言うだけで進んでいきます。
それは春の音で、くるものも読んでいれば想像がつくのですが、お話しに展開という展開がなく、ただまっすぐ春に向かって進むだけ。
詩に近いと言ったらいいのでしょうか。
悪くないし、良い話だと思うのだけど、私には、楽しみ方が難しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「春のおとずれを鮮やかな筆致で描いた絵本。コツンコトンコツコツ、パリンパクンパン!冬の終わりの夜に不思議な音が聞こえたら、君の庭にくまがやってくるよ。そしてくまはこういうんだ「もうすぐくるよお。いっしょにいこう」。」
音は以外な音だった!つららが落ちたり氷が割れる音かと思ったらファンタジーだった 笑
カラフルでわくわくする春のはじまり。 -
絵がいい。熊の体中の毛は登場する他の動物たちの何百倍もの手数がかかっているに違いない。それがほとんどのページに登場しているのだからたまらない。男の子がパジャマの上からガウンを着ているのも微笑ましい。最後に春がタマゴから生まれるところは、想像以上の迫力ですね。
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2019年3月1日
<Crinkle, Crackle, CRACK It's Spring!>
装丁/伊藤紗欧里 -
とっても素敵な表現で、ワクワクしながら最後まで息を凝らしてしまうような展開。寒い冬に暖かいココアを飲みながら、春を待ちわびる気持ちで読みたい。はるの音ってこんな音だったんだ!こどもも最後おはなやかさに「わあ!」と歓声を上げて喜んでいました。生き物も楽しみにしているん
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絵がすき。
だんだん気持ちが高鳴る感じ。 -
なんてかわいい絵本なんだろう
ジョン・シェリーの絵が生き生きと季節や動物の躍動感を伝えてくれる。 -
冬のある夜。
男の子が寝ていると外で奇妙な音がする。
外に出てみるとクマがいて、まだ音がしている。
クマはもうすぐ来るよ、と言う。
何が来るのかは分らないけれど、男の子はクマについて行くことに。
途中でうさぎとリスに会い、2匹も加わる。
音はどんどん大きくなり、音の正体にたどり着く。
大きな音を出していたのは春だったのだ。
氷が溶け、川が流れ、春が来たのだった。
春のぱりぱりする音が怪獣みたいで最後まで始終怖かった。
春がテーマというのは分かっていたけれど…。
最後まで子供は女の子だと思っていて、最後に「ぼく」とあって初めて男の子だと気づいた。