時計王さんの感想
2021年6月26日
「作品集」なので恐らく全集。 朝ドラの後に出たものかと。実の息子(作家の吉行淳之介氏)に「父の作品を終わりまで読んだものはない」とまで言われたその父が彼、吉行エイスケ氏。 作者の所属した新興芸術派は、当時こそ新感覚派とともに流行したそうですが現在の文壇における評価は驚くほどに低いのです。 新感覚派と比べて何故評価が低いのか、読んだら分かるとしか言えませんが(それはもう個人の好みの範疇なので)。