本を読む人はなぜ人間的に成長するのか

  • 総合法令出版
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893466747

感想・レビュー・書評

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  • ■本の内容・特徴
    本を読む人について。また知的読書生活とは。


    ■学び
    本を読むのは、自分を人間的に成長させたいからである。人間的に成長するということは、自分を律し、行動し、より他人のために役立つように生きていくこと。


    ■感想
    「本を読む人」について、とても情熱的に語ってあります。なので感化されて読書をしたくなる人もいるのではないでしょうか。
    ただ私には、「なぜ人間的に成長するのか」についてはよく解りませんでした。論拠が飛躍しすぎている感じがしたからです。「なぜ」というからにはある程度は信頼できるデータが必要かと思います。断定的な表現も目立つところからもしっかりした論拠は必要になるはずなのですけど、これが弱い気がしました。良い部分だけを見た後付けの解釈とも受け取れるし、それは個人的経験でしか語れないテーマであるからだと思います。
    読書家と言われる人でも、えり好みし過ぎたり、また独り善がりな自己解釈で満足している人も多いですからね。「本を読む人は」と一括りするのは危険だし、納得できなかった部分です。

  • 自己啓発本として初めて読んだ本であり、本を読む事の大切さ楽しさを教えてくれたハイブロー武蔵さんに感謝!

  • 笹田雪絵さんのことが出てきて感激だった。(2001.5.25HPの日記より)
    著者はいつも、読書や日本人の誇りについて希望を与えてくれる。(2001.6.29読了HPの日記より)
    ※2001.5.25購入@読書のすすめ
     2001.6.22読書開始
     2001.6.29読了
     ※2009.4.30売却済み

  • 一冊丸ごと共感でしかなかったです
    「生きがいとしての読書」を続けて行きたいと思いました。
    図書館で借りましたが、手元に置く用に購入したいと思います。

  • この人の考え方は結構好きすき

  • ・人間的に成長するということは、どういうことかというと、自分を律し、より他人のため、より社会のために役立つように生きていくことではなかろうか。

    「人を助ければ、自分が助かる。それだけのことだ。」

    ・人は、他人のことを想い、人の役に立つことで人間的に成長していくのである。

  • チェック項目43箇所。読書の真理・・・読書を続けると人は人間として成長し続ける。成長する人、伸びる人は感じる人・・・いつでも夢と希望を胸に抱いていること。感受性を強くするには・・・傾聴、自分の目標を確認、読書。
    よい人間関係には良い言葉を使う。読書・・・言葉を知る。より深い人生を知る。読書・・・自分との対話。読書を続ければ顔も変わる。人の歴史を学び、失敗を学ぶ。人の幸せを願い、発展を願う。若いとき、苦しいときの読書。読む気になる本を読む。無理せず、慌てず、ゆっくり。読書は続ける。敵対心をなくすには相手の愛国心をなくす。個の時代・・・一人一人が自分の考え方や主張、生き甲斐を持つ。自分ひとりでは何もできない。「知」・・・自らの生き方を見出し、それを掘り下げていくこと。読書し行動・実践することが大事。行動する人は必ず本を読む。すぐに動く人。すぐに役立つ人。人生の最後に必ず勝つ。言葉にできることは実現する。プロとは・・・その仕事を本業とし、その道でお客様を喜ばせてお金をいただき、それによって自分が人間として成長する人のこと。人の長所やよさを認めたくないのは自分で自分だけを認めたいから。節度のない浪費も悪いがケチも悪い。参考書籍多数掲載されており、今後の読書にも参考になる。

  • ・人はことばで考える∴語彙を増やす→思考が豊かになる
    ・人の心の機微に触れる
    ・感受性を高める
    ・「ほんとうの自由な心とは『認める』ということである」(ゲーテ)
    ・「人間は、人なみでない部分をもつということは、すばらしことなのである。そのことが、ものを考えるばねになる」(司馬遼太郎)
    ・「人とは何か、日本とは何か、世界とは何か」

  • ハイブロー武蔵著「本を読む人は何故人間的に成長するのか」総合法令(2000) 

    「他人を思うことの出来る素敵な人に出会うと、生きている喜びを感じる。志のある人、いい男、いい女に会えると、人間としての喜びを感じる。美味しい水、美味しいご飯を食べれたときも幸せを感じる。良い映画を見たいと思うし、素敵な音楽を聴きたい。良い本に出会いたい、素敵な人に出会いたい、生きがいを感じたいと思う。人間としての生きがいはどこにあるのだろうか。子供の頃からいつもその事を考えていた。人は何の為に生きているのか。人が生きる喜びは何にあるのか。人が人間として成長していく為には、そうすればよいのだろうか。そして、本を読み始めた。読書は生きがい探しの読書だったかもしれない。そうした人生を歩んでいる中で、逆に読書する事自体も生きがい、生きる張り合いになってしまった。手段がいつの間にかに目的になってしまった。自分がこの世にうまれてきた、自分の存在価値を問い、何か役に立つものはないかを問い、考えてみる。よりよい人生を送る事を問いつづけると人は、本を読みつづけそして考え実践していくようになるのではないだろうか?」こんなことが書かれていて、グッと本に入り込んでしまった。

    <キーポイント>

    【情報収集の原則】
    ?読書によって自分の見方、考え方を確立している事
    ?情報は一時的情報以外は頭から信用しない事
    ?多方面からの検討をする事
    ?収集を継続する事
    ?人付き合いを大切にする事
    ?謙虚である事。

    ただし、このような情報を生かすも殺すも本人がどういう人生を歩んでいくのかという姿勢にかかっている。夢と希望と情熱をもって、前に進んでいく人が情報を生かせる。

  • まず、読書は人を成長させることが大前提になってることが面白い。そして、なんとも微妙な作者名が面白い。
     内容は熱がある。それがたまに息苦しくもあり、たまに心動かされることもある。
    うん、若干シラケル。
    本を読んでいても愚かな人はたくさんいるけど、本を読まなくて優秀な人は一人もいない。堀江貴文は本を読まないといっていた・・・

     何か心にのこったかといわれれば、何も残らなかった。
    こういった、読書の有用性を説く本はたくさんあるけれど、普段から本を読まない人はこういったニッチな本を手にすることはまず無い。じゃあ誰が手にするのかと言えば、自分は本を読んでいる方だと思っている人に限られる。じゃあ何で手に取るのかと言えば、一人よがりのナルシズムからではなかろうか。他人から自分の行いを肯定してもらい、しばし優越に浸る。何とも気持ち悪い心構え。
    そして、著者は自らを正当化するためだけに、限られた読者にだけしか届かないような本を書く。そして自らの生を喜ぶ。
    一体何のためにこの本は書かれたのだろうか。
    自己満足のためとしか考えられないのだが。

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