若き商人への手紙

著者 : ベンジャミン・フランクリン ハイブロー武蔵

• 総合法令出版 (2004年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[植田仁（うえだひとし）さんの感想 · 2024年1月12日]

若き商人への手紙

時は金なり
信用はお金なり


支払いのよいものは他人の財布の支配者である。
借りたお金の期限は、一時間たりとも遅れてはいけません。
信用に影響を与えることは、どんな小さなことでも注意しなくてはいけません。


勤勉と倹約

怠惰は、さびと同じで、働くことより、消耗を早める。いつも使っている鍵は常に輝いている。

お墓に入ればたっぷりと眠れる

時間の浪費が一番の贅沢

怠惰は全てのものごとを難しくしてしまい、勤勉は、全ての物事を用意に運ばせる

怠け者の足はのろまで、貧乏がすぐに追いついてしまう。

勤勉なものは願をかける必要もない

時間のなくしものは2度と帰ってこない

働き者の家には、飢えが家の中にのぞこうとも、入ることは決してない

勤勉は幸運の母

明日やるべきことがあるならば今日のうちにそれをやってしまいなさい

怠けているのを自分自身にみられていることを恥じなさい

落ち続ける水滴は石をも穴開ける

くぎが一本抜けることで蹄鉄がはずれ、蹄鉄がはずれて馬が倒れ、馬が倒れて騎手が命を落とした。

わずかな出費に注意せよ。小さな水漏れが大きな船を沈めてしまう

賢いものは、他人の失敗に学び、愚かな者は、自分の失敗にも、学ぼうとしない。

助言は与えられても、実践までやらせることはできない

自分の価値を大切にし、自由を享受し、なりたい自分を実現するため。

十三の徳
1節制
2沈黙
3規律
4決断
5節約
6勤勉
7誠実
8正義
9中庸
10清潔
11冷静
12純潔
13謙譲

複利は人類最大の発明である
アインシュタイン


乗り越えるべき5つの障害
恐怖心
臆病風
怠心
悪い習慣
傲慢さ


成功法則
1人格を磨け
2収入の一部は必ず自分の自由にできるお金として蓄えよ
3貯えたお金は確実に運用して増やしていけ
4勤勉でいよ
5節約を心がけよ
6自分の人生は自分が決めるのだ

[ykikuchiさんの感想 · 2018年10月14日]

"ベンジャミン・フランクリンの成功エッセンスをまとめた本。
１．人格を磨け（１３の徳目）
２．収入の一部は必ず自分の自由にできる金として貯えよ。
３．貯えたお金は確実に運用して殖やせ
４．勤勉でいよ
５．節約を心がけろ
６．自分の人生は自分で決める"

[ginchariさんの感想 · 2017年11月26日]

ベンジャミンフランクリンって誰だっけ、というところから図書館で借りる。
世界最初のビジネス成功者とも言われるベンジャミンフランクリンが、自身の思想を分かりやすく説話の形で書いた手紙と、その解説でなっている。本文は50ページほどで読みやすい。たしかに諸々の金持ちへの哲学の原点であると思える内容。フランクリン自伝も読んでみようと思う。

[ライグラスさんの感想 · 2012年11月26日]

フランクリンコヴィー社の13の習慣の原点、な様々な名言が散りばめられた本。積読。学問のすすめと対比してみるのも面白いかもしれない。

[sunnyblueさんの感想 · 2012年8月20日]

名言的なものがつらつら。

[空音遊さんの感想 · 2011年6月30日]

人生成功法則の原点『ベンジャミン・フランクリン』の教え。
巻末の格言集は何度も読み返したい。

[Tanakaさんの感想 · 2011年1月23日]

FeBeのオーディオブックで購入。金言が身につまされる。

[shimashimaonさんの感想 · 2010年10月11日]

FeBeのオーディオブックにて。
素直に、「勤勉さ」を取り戻したいと思いました。今の自分はかつての勤勉により蓄えた貯金を取り崩して生きているような気がするので。

[松井まさよしさんの感想 · 2008年7月10日]

お金について勉強になる本。

短くて読みやすいです。

[otonayomiさんの感想 · 2006年11月28日]

フランクリン。実は資本主義を体現した人である。自伝の方がお勧めか。時は金なりの意味は？