リルガミン冒険奇譚: ウィザ-ドリィ異聞 (ログアウト冒険文庫 11)

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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893661531

感想・レビュー・書評

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  • ウィザードリィの短編集です。
    概ねワードナ討伐後の話が多いです。
    漫画版ではワードナ討伐後はモンスターが全て消えたっていう設定でしたが、こちらではワードナ討伐後もモンスターもアイテムも残っているという設定です。
    ムラマサブレードを求める侍、最初のブルーリボンを獲得したシーフを祖母に持つシーフ、脱げば脱ぐほど強くなる忍者、ドラゴンスレイヤーで復讐を誓う戦士、ガーブローブを最初に手に入れたロード、地下11階を探すシーフ、ダイヤモンドの騎士になった戦士の7篇です。
    忍者と地下11階の話が好きですね。
    両方共メタ発言的な話なので。
    ボルタックの秘密や、宿屋の構成、カント寺院の構造など情景設定もいろいろ解説されています。
    読んでるとウィザードリィをやりたくなってきます。
    非常に楽しかったです。
    短編集なので、さくさく読めるというのもいいですね。

  • 無印・続・続々の完結まで読了。

    冒険者の集う呪われた都、リルガミン。
    金銭、野心、復讐、様々な理由で様々な冒険者が集う。
    時代を跨いて襲い掛かる数々の災厄の中に眠る道具1つにも物語が眠っている。
    そんな武具や道具、迷宮に挑んだ者たちの裏話。

    限定したゲームの短編小説たちです。
    死ねば食われ、運が悪ければ灰になり、最悪キャラごと消える。
    おっさんホイホイの1つ、ウィザードリィのリルガミン中心の話。
    村正を求めるサムライ、呪われた君主の聖衣、ネタ1つにも一捻り。
    わかる人はニヤっと、わからない人でも冒険物語、読み易い。
    古きよきファンタジーライトノベルの1つですね。
    リスクを背負った冒険に高揚と諸行無常を覚えたものです。
    最近のはわからないので懐古厨乙って事で。

  • この作品を読んでいると、またゲームのほうをやりたくなります。

  • この本を読んだ当時、Wizやってなかったもんなぁ。それでもすごい読みふけったもの。今は実家の本棚にあるのかな。また読みたいなぁ。

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著者プロフィール

1933 年、東京市日本橋区生まれ。57 年東京教育大学卒業。64 年東京教育大学大学院博士課程単位取得退学。徳川林政史研究所主任研究員、信州大学教育学部助教授、東京学芸大学教育学部教授、立正大学文学部教授を経て、東京都江戸東京博物館館長。同館名誉館長、徳川林政史研究所名誉所長。主な著書に『大系日本の歴史〈10〉江戸と大坂』(小学館)、『江戸の盛り場・考─浅草・両国の聖と俗』(江戸東京ライブラリー)、『元禄人間模様 変動の時代を生きる』(角川選書)、『寛政改革の研究』(吉川弘文館)、『江戸社会史の研究』(弘文堂)。

「2022年 『江戸を知る――江戸学事始め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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