リルガミン冒険奇譚: ウィザ-ドリィ異聞 (ログアウト冒険文庫 11)
- アスペクト (1994年1月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893661531
感想・レビュー・書評
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ウィザードリィの短編集です。
概ねワードナ討伐後の話が多いです。
漫画版ではワードナ討伐後はモンスターが全て消えたっていう設定でしたが、こちらではワードナ討伐後もモンスターもアイテムも残っているという設定です。
ムラマサブレードを求める侍、最初のブルーリボンを獲得したシーフを祖母に持つシーフ、脱げば脱ぐほど強くなる忍者、ドラゴンスレイヤーで復讐を誓う戦士、ガーブローブを最初に手に入れたロード、地下11階を探すシーフ、ダイヤモンドの騎士になった戦士の7篇です。
忍者と地下11階の話が好きですね。
両方共メタ発言的な話なので。
ボルタックの秘密や、宿屋の構成、カント寺院の構造など情景設定もいろいろ解説されています。
読んでるとウィザードリィをやりたくなってきます。
非常に楽しかったです。
短編集なので、さくさく読めるというのもいいですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
無印・続・続々の完結まで読了。
冒険者の集う呪われた都、リルガミン。
金銭、野心、復讐、様々な理由で様々な冒険者が集う。
時代を跨いて襲い掛かる数々の災厄の中に眠る道具1つにも物語が眠っている。
そんな武具や道具、迷宮に挑んだ者たちの裏話。
限定したゲームの短編小説たちです。
死ねば食われ、運が悪ければ灰になり、最悪キャラごと消える。
おっさんホイホイの1つ、ウィザードリィのリルガミン中心の話。
村正を求めるサムライ、呪われた君主の聖衣、ネタ1つにも一捻り。
わかる人はニヤっと、わからない人でも冒険物語、読み易い。
古きよきファンタジーライトノベルの1つですね。
リスクを背負った冒険に高揚と諸行無常を覚えたものです。
最近のはわからないので懐古厨乙って事で。 -
この作品を読んでいると、またゲームのほうをやりたくなります。
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この本を読んだ当時、Wizやってなかったもんなぁ。それでもすごい読みふけったもの。今は実家の本棚にあるのかな。また読みたいなぁ。