本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (132ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894021853
作品紹介・あらすじ
文学を志した少年の日、敬愛してやまぬ父の思い出。昭和を代表する文学者たちとの豊かな交流を通して作家が綴る、激動の時代、そして文学の日々。日本経済新聞連載の回想録に続編を加えてまとめたもの。
感想・レビュー・書評
-
戦前の知識人が抱いた理想・矜持と現実。文学史年表に出てくるような人々との交流の中で知識人の役割を求めた。
それにしてもかつての知識人という人々の学術に対する旺盛な意欲には驚かされる。
ただ先の大戦前夜の記述が希薄で、高等遊民たちの果たした役割は高尚な理想とは大いに乖離していたように感じてしまうのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館本です。
すばらしい交友関係に圧倒される。こんなに恵まれた交友関係がありながら神経を病むというのも、天才のなせるわざ?
芥川龍之介が亡命していたらという部分は面白い。
全2件中 1 - 2件を表示