どんぐりと山猫: 画本宮沢賢治 (画本宮澤賢治)

著者 :
  • エフ企画
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (55ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894190023

感想・レビュー・書評

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  • むかーし購入した画本。
    チビちゃんたちに見せようと出してきた。
    この妙に不気味な内容にこの画!
    サイコー!と大興奮で購入して、読み直してはニヤニヤしてきた。
    けど「なんなの。コワイ。やめて。もういいから!」とチビちゃんたちには不評。

    「だいたいさ。みんな違ってみんなイイでしょうよ。」(S10)

  • 制作/山猫通信社

  • 「絵本たんけん隊」お勧め絵本です!
    びっくりするほど大きい字で書かれていました!
    ・・どってこどってこどってこと・・こういう表現には懐かしさを感じます。
    私も山や森の中で、おしゃべりや山猫とのやりとりをしてみたいと思いましたよ!
    とても不思議なお話しでした。

  • 版画家小林敏夫のエディトリアルが凝っていて宮沢賢治の日本語が視覚詩として強烈に迫ってくる。amazonで取り扱いのない画本宮澤賢治シリーズのうちの一冊。図書館にリクエストしたら揃えてくれるかも。

    画本 宮澤賢治 計22502円
    http://parol.co.jp/bookdetail9.shtml
    Aセット 7448円
    『どんぐりと山猫』『猫の事務所』『銀河鉄道の夜』『やまなし』『土神と狐』
    Bセット 6848円
    『セロ弾きのゴーシュ』『オッベルと象』『注文の多い料理店』『雪わたり』『雨ニモマケズ』
    Cセット 8206円
    『シグナルとシグナレス』『よだかの星』『かしわばやしの夜』『風の又三郎』『蛙の消滅』

    パロル舎は現在も良質なビジュアルブックを出版し続けていて贈り物にも喜ばれる。最近では近代詩人の絵本化の企画が楽しい。

  • 子供が借りてきたのですが、おなじ『どんぐりと山猫』を読むならこれ、私はおすすめです。
    絵の感じ、ふしぎなものにひきこまれてゆく感じがよく出ていて効果を出してます。検索したら、この本は良質な絵でたくさん絵本でているので、見比べてみてもおもしろいかも。

  • 面白い!!

  • ここや、そこにころがっている、
    ただの葉っぱや、石ころや、どんぐりにも、
    物語があるのだと、いつも気付かせてくれます。

  • 馬車別当がとても不思議で印象深い絵本でした。
    宮沢堅持の作品は
    基本的に文章だけで読みたいわたしですが
    パロル舎のシリーズは保存版で大切にしています。

    ひゅう ぱちん

    の音が、夢にまで出てくるほど
    不思議な絵です。

  •  一郎少年の成長する様が描かれている宮沢賢治童話の代表作の一つ。
     この話で一番印象的だったのが第一段落の、一郎が山猫からおかしなハガキを受けとったという場面だ。そのハガキというのは、「字がまるでへたで墨もがさがさしていて指につくぐらい」で、まったくおかしな文章なのだが、一郎は嬉しくて夜も眠れないという読者に物語の展開への大きな期待をもたらせてくれるという最初の場面だ。他にも6段落構成で描かれており、そのすべてがとてもみどころがあり宮沢賢治独特の楽しい描写によって展開されていくというもので、おもしろくておすすめできる本だ。

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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