- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894258303
作品紹介・あらすじ
ついに「神殺し」を決意した阿九斗は騎竜ピーターハウゼンに跨りコンスタン魔術学院の空に舞った。物語の鍵を握るけーな、阿九斗と敵対することになってしまった絢子、阿九斗に忠誠を誓う不二子、勇者ブレイブ、それぞれの運命は?戦場と化した学院を舞台に様々な思いや陰謀が交錯する。圧巻の魔王覚醒編後編。
感想・レビュー・書評
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本作の前提を活かした魔王覚醒編後編。絢子の扱いなど、これまでの展開をしっかり活かした上での各キャラの行動という意味では前編のうちに期待した通りの魅力があった。
しかし、それ以上に設定の小難しさが悪目立ちしているのが読んでいて辛いほどである。システム化された神と魔王の選別などこの設定自体はこれまでの話の面白さにつながっていたため、このような展開に持っていきたいのはわかっていた。しかし、そこを勘案してもこの巻は急激に小難しすぎる、という印象を拭えない。この前後編の要素をもう少し何巻かに分けながらここまで持ってきたほうがわかりやすく魅力も伝わったように思ってしまう。
今巻の結末やあとがきから考えると次巻からはまた3巻以前の雰囲気に戻るようなのでその流れの中で巧く難し目な要素が出るのを期待したいところである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
913.6 ミ 登録番号8347
ライトノベル -
ついに魔王対勇者決着‼
個人的にピーターハウゼンの活躍がよかった。
この巻は大きな節目の巻になるので、四巻を読んでから一気に読まれることを、オススメします。