本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894344013
感想・レビュー・書評
-
『テレーズ・ラカン』:後半のテレーズの心理描写がすごい。。時代も文化背景も超えて人間が持つ弱さをこれでもかと読者に見せつける。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テレーズ・ラカンを読んだ、硬質で実験的な世界。
-
『テレーズ・ラカン』という名前がある女性のタイプを表すのならそれは、エミール・ゾラが創作した「体質」として愛欲に溺れる女性ではなく、マルセル・カルネの映画に焼き付けられたシモーヌ・シニョレの魅力に他ならない。ゾラの初期の名作ではなく「あの名画の・・・」原作として読みつがれる古典になるのだろうと思う。高校生くらいのときに読んだ本を最近、ふとまた手に取ることがあったりするが今読むと私自身の解釈も時間の経過によってまた変っていくものだと改めて思う。
全3件中 1 - 3件を表示