二・二六事件とは何だったのか: 同時代の視点と現代からの視点

著者 :
制作 : 藤原書店編集部 
  • 藤原書店
2.80
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894345553

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2.26事件について、先入観を廃して立体的に事件を読み直すために、海外メディア・同時代人の反応・現代から見た事件の意味合いを捉え直したもの。ゾルゲの分析は、驚くべきスパイの実態を垣間見させる。外交という観点では、本書は、日英関係の捉えなおし、英米分離論を考える端緒となるものと思われる。

  • 2012年2月29日

  • いろいろな角度から二・二六事件を見ることができる本。映画監督、思想史、精神史、ノンフィクション作家など多様な人物が寄稿しています。
    特に前半のメインである当時の海外の反応が面白いです。大多数の海外新聞は二・二六はファッショ的事件だと思っていた様子です。日本主義的なのは確かですが、首謀者の手記を読むと難しいところです。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

伊藤 隆 (いとう りゅう)
1961年長野県諏訪市生まれ・在住。
公認心理師として、スクールカウンセラーや心理カウンセラーの仕事に従事する傍ら、2008年から、早朝や休日の時間を野鳥撮影に費やす。
撮影のほとんど全てを地元諏訪地域で行う。
第3回全日本鳥フォトコンテスト環境部門グランプリ・第9回昭和シェル石油環境フォトコンテスト一般部門優秀賞・第36回日本の自然写真コンテストデジタル部門入選・日本野鳥の会80周年記念「未来に残したい鳥風景」入選 他、野鳥写真によるコンテスト入選多数。また、各社野鳥カレンダー・図鑑・雑誌等への写真採用・提供多数。
日本野鳥の会会員(諏訪支部) 長野県鳥獣保護管理員
facebook(伊藤隆、野鳥写真by Ryu Ito)

「2023年 『Here I am. ここにいます。伊藤隆 野鳥写真集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

伊藤隆の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×