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- Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894347496
作品紹介・あらすじ
「ある日、一冊の本を読んで、ぼくの全人生が変わってしまった。」工科大学に通う平凡な大学生だった主人公は、美しい女子学生ジャーナンが持っていた本を古本市で購入し、その本の圧倒的な力にすっかり魅了されてしまう。主人公はジャーナンに心を奪われるが、ジャーナンの恋人メフメットが突然の銃撃事件で撃たれ、直後に二人は現場から失踪する。二人が自分と同じくその本によって人生を狂わされたことを知った主人公は、二人の行方と、本に記された「新しい人生」を探し求めて、長距離バスを乗り継ぐ旅に出る。やがて再会を果たした主人公とジャーナンは、メフメットを追ってトルコ全土をめぐる旅を続ける中で、銃撃事件の背後に、トルコの西洋化に抵抗する秘密組織の存在を知る-。刊行時にトルコで史上最速の売行きを達成した、ノーベル文学賞受賞作家の小説第五作。
感想・レビュー・書評
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新しい人生
決して読みやすい本ではない。ただ読む価値のある本だということはわかる。
翻訳がもう少し良ければ若干は読みやすくなるかもしれないが、
おそらくそれほど変わらないだろう。
思春期の煩悶、恋、理想、変質、いろんなものが抽象的に混ざり合って
複合体を構成している。
再び読む価値のある本。
裏表紙のあらすじは、(おそらく売り上げを狙って意図的に)間違っている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまり悪いことは書きたくはないが、きっと翻訳がよくない。オルハン・パルクならこんな書き方はないだろう…と思っていらいらしっぱなしだった。残念。
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