2011年の衝撃!~3.11後の世界経済から資産を守る方法・増やす方法~
- フォレスト出版 (2011年5月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894514423
感想・レビュー・書評
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結構、内容的には当たっているような気がする。
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ふむ。
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東日本大震災で大きな影響を受けた現在の日本。
2012年度は、朝鮮半島有事、そして中東における石油動乱がおこるらしい。 -
菅下清廣著「2011年の衝撃!」フォレスト出版(2011)
*2011年3月11日以降、世界経済を取り巻く環境は変わりました。著者は、世界経済を脅かす3つのリスクが浮上(1)ユーロ危機リスク、(2)中東民主化リスク、(3)ジャパンリスク、と記している。
未来におこっていることはすべて過去におこっているという著書は考える。そして、未来を予測するときに、算命学という時代推移を予測する学問が有効であると。算命学によれば、国家の隆盛と衰退を5つの時代推移によってとらえる。憲法公布の年を機転にして、動乱期、教育機、経済確立期、庶民台頭期、権力期の5つである。それぞれの時代は10年、合計50年で1国の隆盛と衰退の波が一巡する。これにより著者は東北の大地震を予測していた。日本は2巡目の教育期を迎え、2011年は教育期の5年目にあたり、鬼門通過現象がおこる年とされていたためだ。
*イスラエルは、エジプトと平和条約をむすんでいる。条約を締結した狙いはいくつもあるが、最大のものは、万が一シリアから攻撃を受けたときに挟み撃ちにならないようにとの配慮である。ところがムバラク政権が転覆したため、今後、エジプトの平和条約がどう扱われるのか先が見えなくなった。
*アメリカはサウジアラビアとエジプトという中東地域の大国と理想的な同盟関係を構築してきた。ところがエジプトで親米派政権が倒れ、中東のバランスは大きく崩れることになった。
*相場の世界ではおよそ60年サイクルの超長期の波がある。時代の流れと同じように、転換期がいつくるかという予測をするために時間軸を読むことが必要になり、そのときのツールがこの波である。日本野株式市場に当てはめてみると敗戦翌日の1946年に再開した東京株式市場において日経平均株価の上層は、市場再開から1989年12月29日(最高値 38915円)まで続くことになる。株価はそれを境に下降トレンドにないった。その後90年から2009年3月10日に最安値(7021円)をつけた。からにこれから先日経平均株価が最安値を割らないと仮定すると、この間、下降トレンドが続いた期間は約20年。すると先の6年のサイクルの大きな波が戦後の日本の株式市場にぴたりといっちすることになる。
*日本の円高はいつからはじまったか、それは1971年8月のニクソンショックからである。その後の上昇は、ことし2011年でちょうど40年間。大きな波は上昇が40年、下降が20年だが、円は71年から今日にかけて、その上昇の40年間を推移してきたということである。 -
2012年6月にドル60~70円台に。
未来は過去にヒントがある、ということでしょうか。当たったか、どうか、ではなく、未来を予測する際の視点がてんこもり。この部分は、大いに参考になります。 -
2009年の段階で2011年に起こることが予想できたという算命学がどれ程の物かはわからないが、今後の経済を予想する上ではヒントが多く参考になります。
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大回り3年理論でいろいろ当ててる著者の最新刊。
いつもは、3つくらい候補をあげて、このうちのどれかになるでしょうっていう感じですが、今回はちょっと歯切れがいいです。
とくに為替については、ズバリ書いてらっしゃいます。
日本経済の将来はいつもの3択でしたが・・・。
儲かる株の銘柄情報も巻末にありますが、特別な情報をふまえた情報という印象はありませんでした。
為替の方向性の予想だけでも買う価値ありということか・・・。
ただ、この著者の本は賞味期限が短く、年間3~4回出版されていると思います。 なので、この本買うならお早めに。