- Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894514737
作品紹介・あらすじ
「言葉」があなたの人生を決める。NASA、米国国防総省、フォーチュン500社の62%が導入する、世界最高レベルの自己啓発プログラム。
感想・レビュー・書評
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▼感想
・「認知科学コーチング」のおススメ本に真っ先に上がってくる本書。認知科学コーチングの第一人者であるルー・タイス氏、 また監修に苫米地博士が入っており、充実の内容です。
・発する言葉が大事で、言葉が自分を構成する。さらにアファメーションの技術を使うことで、コンフォートゾーンを鮮やかにずらし、自分のGOALを達成できる。ということが理解できます。
▼メモ
・世間がどう見ようと、あなたは失敗や損失を喜べばいいのです。貴重な教訓を得たのですから。立ち直った時には、それを自慢することもできます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界最高の自己啓発プログラムと呼ばれる「アファメーション」。たった5ステップで、あなたの人生はがらっと変わる。全米の教育機関やNASAでも活用されている、どんな人にも生かせる人生の法則。
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<自分を高めたい人向け>
アファメーションの教科書のような一冊。なぜ人には目標が必要なのか、世界の一流の人々と平凡な人々との違いは何なのか。「リソースがなくても行動を起こすべきだ」など、常識にしばられている頭で読むと、価値観がひっくり返されることが多々ある。信じるかどうかは本当に自分次第で、結局行動を起こさなくては何も変わらないのだと思い知らされる。
『「言葉」があなたの人生を決める』はこの本のエッセンスを抜き出し、そこに科学的な裏付けも付け加えているので、併せて読むと理解が深まる。 -
「この世」というものが一体どういうものか?という問いに対し、今まで密教や唯識、ロンダ・バーンの引き寄せの法則、ドクター・モルツのサイコ・サイバネティクス、ニール・ドナルド・ウォルシュの神との対話シリーズなど、色々と読んできて、そろそろ自分の中で体系だった整理をしなくてはならないと感じている。
結論を一言で言ってしまうと、「この世は言葉でできている」ということに尽きる。言葉でできているということは、すなわち、情報でできているということである。情報でできているということは、数字でできているということも含む。
そしてこの結論は私の中でほとんど確信に変わってきており、確信に変わるということは、言い換えると、自分を100%信じることができたということなのだ。これができないと、言霊を活用して現実を自分の思い通りにすることなどできないだろう。
今後は自分の作り上げた知識体系を検証する段階に入るのだが、よくよく日頃の思考や言葉を吟味しないといけないと感じている。 -
ビジョン、使命、価値観、動機、モチベーション、態度を明確にする。
新しい自己イメージを作る。ポジティブなセルフトーク。
新しいゴールを脳にプログラミングする。
自分のエフィカシーを高めて行動する。
他人とチームを育てるあファーメーション。
アイデアか理想、ビジョンか使命。これをもつことが大事。
理想を思い描きながら考え、行動する。
動機が正しいものであるか。
自分が本当に幸せだと感じるものは何か、を考える。与えることに幸せを見出せる。
自分の価値観を考える。何に時間を使いたいか。何にエネルギーを注ぎたいか。
したい、ことと、しなければならないこと、の違い。すべての行動を、したい、ことにする。そうすれば人生の主導権を握れる。
自分が無意識にとっている態度に注目する。回避行動をしていないか。
スコトーマ=見えないもの=存在するが見えていないもの。今はまだ見えていないだけ、と考える。
言葉の力が行動を引き起こす。思考の蓄積が信念を築く。
過去の成功だけを再生し、これが私だ、と自分に語りかける。
自己イメージは常に改善が必要。継続的な改善プロセス。
自己イメージを変えない限り自動的に現在のイメージを保持しようとする。
本当の真実ではなく、自分の考える真実にしたがって行動する。
目標設定とアファメーションで挫折への抵抗力をつける。
人は何に慣れるか。自分自身が現状になれることを許すと、意欲が失われる。頭の中のイメージを現状に合わせてしまう。不協和をイメージを訂正して受け入れる。
目標設定とは、自分が将来どんなことに慣れるか、を意図的に決めること。目標があると、認知が不協和を起こし、現状を変えようとする。自分のイメージを現状に合わせるのではない。
目標はその次の目標をつれてくる。
目標設定と同時に、どうやって、どこで、いつ、を考えるのはやめる。時間差が必要。手がかりは必ず見つかる。
目標を2行程度の形で書き出す。ひとつの目標につきひとつの文章でなくてもいい。
実際に経験している自分をイメージする。
細かい部分を描写する。具体的に。
肯定的な文言。
現実的な目標を設定する。望むものを手に入れた自分を想像できるか。
変化を誘発するのは、現状とイメージとの差。想像できない理想は達成できない。
一人称で、現在形で。
すでに持っている、なっているように書く。そうしないとずっと明日を待つことになる。
最初は目標は秘密にする。
個人的ビジョン、人生の使命に合致していると少ない努力で大きな力を生む。
新しい目標の刷り込み=I×V=R(イマジネーションと臨場感(VIVIDNESS)=現実(REALITY)
大胆に飛び込む前に、一呼吸おいて自分をその野望と一体化させよう。
エフィカシーを高める。エフィカシーとは自己効力感。自分に実現させる力を持っていると感じさせること。
毎日朝晩に、何分か費やして、20くらいのアファメーションを自分に語りかけ、実現した自分を想像する。
なりたい自分になろう、と意識のレベルでがんばり過ぎない。態度や信念を変えれば、習慣は無意識のうちに変わる。
アファメーションは自動操縦システム。半年先の自分を思い浮かべれば、自然と習慣が変わる。
コンフォートゾーンを広げる。
チームで、したい、選ぶ、好きだ、できる、という気持ちに基づいた目標設定をする。 -
生き方を見直すきっかけになる感動の一冊だった。ものの見方一つで現実はいくらでも書き換えられてしまうことはわかっているがなかなかそれがうまくいかないこともある。アファメーションテクニックを知れば自分の思考はどこまでも自分のものだという自覚を促された。すべての現実は思考の中に描いたものだという事実に強いモチベーションをもらった。
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気の持ちようとしてはとてもよく理解できる。
ドリームキラーな、どうにもならない人たちの対処については、避けるしかないのだろうか。
成功を積み上げる、原田の生き方、アカギと真逆。
「足るを知る」という考えが腑に落ちる自分の精神性と、どのように折り合いをつけていくか。矛盾しない整合点はあると思うのだが。 -
「アファメーション」Lou Tice
HBSで207企業を対象に10年の追跡調査を行った結果、抑圧的、強制的なhave toカルチャーと自発的、やりたい事だけを行うwant toカルチャーでは純利益が750倍違った。
言葉がその人間の人生を決定する。
人生の基本三原則
1.自分を偽らない、、一緒にいる人によって態度を変えないこと
2.進歩的である、、、自己を改善していくこと
3.有効な手段を取る、、目的地がどこであるかを知っていること
なぜ自分がここにいるのか?自分の人生に何を望むのか?なぜそう望むのか?という明確なビジョンを持つ事。
アファメーションとは、持って生まれた潜在能力、思い描いている理想、望まれる結果を自分に理解させ、効果的な目標設定を行う事。
アファメーション5ステップ
1. ビジョン、使命、価値観、動機、態度を明らかにする
2. 創造的な思考、ポジティブなセルフトークを取り入れる
3. ターゲットを定義し、目標の刷り込みを行う
4. 行動を起こし、方向を正す
5. 人を育て、組織を改善する
良いものも悪いものもない。人の考えでそれが決まる。
「なぜ」と「何」を見極め、「どのように」は心配しなくていい。
スタートしてしまえば、どのようにプロセスを考案し、創造していくかをおのずと学んでいく。
あなたが想像する事は、現実世界で実現できる。
今の自分、自分のしている事、自分のいる状況が不満だとすれば、どうなることを望んでいるのだろう?を考える。
自分の痛みを知り、その根本的な原因、痛みを和らげる為にできることを考える。
自分が本当に幸せだと感じるものは何かを考える。
結果と同じくらいプロセスを愛することができれば、より多くの重要な事をスタートさせ、達成する事ができる。
何に対して戦うだろう?何の為なら命を賭けられる?を考える。
自己のネガティブな態度を明らかにし、改善する。
反省日記をつける。
回避行動をの結果を見る。
欲しくて仕方ないものを明らかにする。
考え方を変えれば行動も変わる
潜在意識は真実を発見する事より、自分が信じている事が正しいのだと証明する事の方に力を注ぐ。そう信じる自分が愚かではないと証明する為。
スコトーマがあると、見たいものだけを見させ、聞きたいものだけを聞かせ、考えたい事だけを考えさせる。
言葉は認知力、信念、行動に影響を与える。
私たちは考え方によって自分に制約を課している。自分の殻を破った考え方をする事を学ぶ事。
あなたが望む事ではなく、あなたが考える事が現実になる。
これからの24時間、自分のセルフトークを監視して、さげずみ、敵意、皮肉、自己や他者に対する過小評価を排除するように試みる。
平凡な人は信じる前に証拠を求めるが、ハイパフォーマーはビジョンと目標、結果のイメージに誘導される。
目標志向の8原則
1. 行動を起こす前に心の準備を整える、、自分がどんな人間でいたいかをイメージする
2. イメージの中の現実を変える
3. 目標設定は「そこまで」ではなく「その次には」も考える
4. 普通ではない事を普通にする
5. 機会を逃さず自分に逃げ道を与えない
6. 自分の価値に相応しいものを選ぶ
7. 目標に向かって成長する
8. リソースについて心配しない
即座に行動を起こすと悪い点
・感情的要素を制限する
・最初か2番目に浮かんだアイデアに縛られる
・他の人たちがPJに参加する機会を排除する
東海岸の大手航空機メーカーの退職者の平均余命は16ヶ月。人は目標を失うと死ぬ。
望むことを具体的に(正確な距離、件数、量、収入等)明示すること。そうする事で潜在意識があなたに目標達成の責任を負わせ、フィードバックを与え、自分がなりたい自分になれる。
自己イメージを変える為、全ての目標は自分を中心に書く事
あなたにはあなただけのビジョン、恐怖、コンフォートゾーン、態度、目標、夢、願望、才能、試練があり、他人はそれを知らない。
想像力(Imagination)×臨場感(Vividness)=現実(Reality)
刷り込みの3ステップ
1. アファメーションの言葉を声に出して読み、頭の中のイメージを喚起する
2. 言葉によって喚起されるイメージを視覚化する
3. イメージによって掻き立てられた感情を実感し、それが今実際に起こっているかのように経験する
いちいち許可を求めない。自分の決定や行動に責任を持ち、その結果を受け入れる。
毎日朝晩に何分か使い、自分が成長したい領域に関して20くらいのアファメーションを書き出し、自分に語りかける。
半年先に目を向ける。どんな生活をしていたいかを描く。そして自分をその状況に置いてみる。その時の日々の生活はどんな感じか?それを書き留める。そしてその感情を持って現時点に戻る。
あなたが手にするものは、欲しいと思うものではなく、手に入る事を想定したもの。
グループの目標作成方法
・一人称を使う
・ポジティブである事
・現在形を使う事(既に達成したものとして書き表す。)
・達成志向である事(私達は○○だと言う)
・比較をしない
・行動を表す言葉を使う(スムーズに、素早く等)
・感情を表す言葉を使う
・目標は正確に表現する
・バランスを図る(個人、家族、金銭、精神、社会等) -
文章がただ長い印象だが内容として参考になることは多い。
・「『しなければならない、さもないと』と感じるとそれを避けようとして非常にクリエイティブになります」はダメダメと言われるとなんとかしてそれをしようとする気持ち
・他人の「したい」を見つけて理由を突き止める。その気持ちをもっと高める
・自己イメージを高めない限り自動的に現在のイメージを維持しようとする
・「なんの目標と理想も掲げなければ、自己破壊、死が待っている。」「私たちは自分がかんがえるものにむかい、自分が考える人間になります」
・メンバーに未来を想像させる。メンバーの思考は自ずとそこに向かうために何をすれば良いかとなる
・目標を設定すると必要なものを認識するようになる
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帯に「NASA、米国国防総省、フォーチュン500社の62%が導入する世界最高レベルの自己啓発プログラム!!」と麗々しく書かれている。原著は1995年出版、2005年改訂。アファメーションとは現代の華厳経である。本書を読んでますますその感を強くした。
https://sessendo.blogspot.com/2019/04/blog-post_6.html