トラウマを消す技術 (Forest2545Shinsyo 27)

  • フォレスト出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894518285

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  • 著者のマイケル・ボルダックが7歳のとき実の父親が母親を殺害。
    以来、彼は吃音症。養父母からは16歳の時に追い出されホームレス。今は南国のビーチに住んで世界中にクライアントを持つトップコーチ。
    人生前半の悲惨な状況から好転。

  • ・良い変化を起こすことは自分にとって「しなければならないこと」であって「するべきこと」ではない。
    ・活力を失う意味づけをしない→それをした瞬間、将来に痛みを感じる。
    ・痛みやトラウマを引き起こすのはその出来事自体ではなく、その出来事に対する解釈。
    ・感情の質が人生の質。
    ・気分が良いと、知性のレベルが10倍向上しますが、ネガティブな感情を抱いている時、怒りや苛立ちを感じている時は、知性レベルは10倍低下します。
    ・実は、私たちは「痛みから遠ざかり、快楽を求める」という本能的なプログラムを持っています。

    ・相手を不当化してはいけない。
    なぜなら相手との共通性を強烈に否定することになるから。

    ・憂鬱なフィジオロジーは、持って生まれたものではないということです。つまり元々は誰もが素晴らしい状態なのです。

    ・水分が足りない人は、集中力が30%減少する。水分を補給すれば30%も上げられる。

    ・運動はセロトニンを生成します。セロトニンは幸福感をもたらす物質です。

    ・「できないという自信」→怖れを持つ

    ・「できない」「考えよう」→×
     「できる」「考えよう」→○

  • 特に大きなトラウマに悩んではいなかったけど、読んでみました。
    うん…内容は分かりやすいけど、訳がちょっと不自然で惜しいかも。でも口角を上げるとか、仲良くなるためには真似をするとか、誉めるとか、普段意識してやってないな・・・と思った。あと嫌なことがあったら後から思い出しても沈むだけだったけど、そんなに気にすることもないし、むしろ勉強になったかもぐらいのプラス思考になれそうな気がした。(20110325)


  • 物事への意味づけ、解釈の重要性が書かれている。
    出来事の解釈をするのは他の誰でもなく、自分と考えると、確かに人生は自分次第であると思った。

    出来事は変えれないが解釈は自分の思い通りに変えることができる。その助けになるのが良い質問であろう。

    自分への問いを良い質問、価値ある質問をすることで自分の自動思考をポジティブなモノにできると思った。

    自分を責める、傷つける質問ではなく、前向きや建設的に考えることができる問いをを自分にしていきたい。

    問題を先延ばしにすることが言い訳(ストーリー)であることは同感であるが、変化をマストにするという考え方は少し強いと思ってしまった。

    暗示や潜在意識の効用は私も大いにあると思うし、上の考えも間違ってはいない。

    それでも「しなくてはいけないこと」となると二の足を踏んでしまうのは、まだ私が変化に抵抗をもっているのだろうか。

  • 11/11/26
    小山 睦男
    「トラウマを消す技術」マイケル・ボルダック著 フォレスト新書読んでいました。おやすみなう。

  • トラウマの解釈について知りたくて読書。

    著者の本は2冊目。トラウマの塊のような経歴を持つ著者がどのようにしてトラウマを消していったのかに興味がある。正確には消すのではなく、解釈を変えて薄めるような感じだと思う。

    自動思考に注目して、自分への問いかけ、質問を通じて自分を変えていく。
    自己分析、自己客観視を高めることで肯定的な自分と周りとの健全な関係を構築していく方法。
    なるほど、再読して深く知りたいと思う。

    最後の健康の話で、酵素に注目している点が面白い。今、実践している健康習慣と同じだったので驚く。

    読書時間:約50分

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