世界に通用する子供の育て方 (フォレスト2545新書)

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  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894518292

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  • 国際教養大学学長の中嶋嶺雄氏の著書。

    世界レベルの子どもを育てる「親の考え方」
    子どもをやる気にさせる「環境の作り方」
    子どもの才能を育てる「習慣の作り方」
    世界に通用する「学力の伸ばし方」
    子どもの学力を伸ばす「大学の選び方」
    などのテーマで持論を展開。

  • 子どもの頃からの英語教育にどちらかと言うと否定的な私ですが(それよりも国語教育のが大切、英語を話せたところで自分の主張ができるようになるわけではないという考え)、この筆者の主張はとても腑に落ちました。世界に通用するためには、英語が話せればいいというわけではなくて、自分の国を知り日本人としてのアイデンティティをしっかりもつことが大切だと気づかされました。子どもの頃からの情操教育は重要なのですね。そう考えると、筆者も述べていた通り、たくさんのことを吸収できる貴重な時期に、テレビやゲームで時間を費やしてしまうのはまったいない!私も子育て中ですが、子どもたちには有意義に時間を使ってほしいと思います。
    自分が高校生の時にはそこまで深く考えずに受験する大学を選んでいましたが、この本に書いてあるような視点でもっとしっかり大学を選んでいたら、私の人生はもっと違ったものになっていたのかもしれません。選択した大学に後悔がある訳ではありませんが、子どもたちが大学に進学するとなったら、これくらいしっかり考えて決めてほしいなぁと思いました。

  • 秋田県に出来た国際教養大学は、授業を英語で行う。1年間の海外留学、、、など、日本の大学としていち早くグローバル化を進めました。就職率で圧倒的な成果を残し、10年も立たない内にセンター試験の成績で見れば、すでに東京大学文系と同じ程度の高得点が必要とされる大学に成長しています。

    その国際教養大学の学長の本です。 内容は「音楽・言語・文化・しつけ」この4点が大事ですってことかなぁ。

    生前「就職率ではなく、10年後、20年後、彼らが本当に世界で活躍するはずです。見ていてください。」という様なことを言われていたのが印象的でした。いい本です。

  • 英語とリベラルアーツが大切。キャンプに行って自然に親しんだり、音楽、美術にふれることも良い。

  • 英語力の強化だけでなく、教養の大切さなど、国際的に活躍する人材になるためのポイントが記載されています。
    ポイントは少なく凝縮され、かつシンプルなので、共感できます。
    後半に向けてご自身の大学(国際教養大学)についての言及が増え、宣伝にも受け取れます。しかし、見方を変えれば口だけで理想論を語っているのではなく、ご自身で大学を立ち上げて実戦されているというようにも受け取れます。

    私としては、わが子の成長のために家庭での躾などに対し、より責任を持とうと反省しました。

  • 世界に通用する子供の育て方 / 中嶋 嶺雄 / 2013.04.09(11/139)
     親は子供の教育者として、幼児期のうちから、できるだけ美しいものに触れさす機会を与えること。
     子供の自己発見のプロセスを助ける。本人の意欲と能力がでどれほど本物か見極める。可能な限りバックアップする。責任をもって、子供の天分を冷静に見極める。夢と社会情勢がどのようにマッチしているかを考える。景気動向や技術進歩、流行など、いろいろな要素から、様々な可能性を考慮して、アドバイスする。

    男の子が本気でヤル気を出す育て方 / 横嶺 吉史 / 2013.04.09
     男の子は自分で興味を持ち、「おもしろい」と思わないとなかなか動かない。
     学べる頭=基礎学力を磨く(学力だけでなく、それと同時に理解力、思考力、洞察力といった大人になっても必要な力を養う)
     10歳までに築いた基礎がすべて
     勉強ができること=人生の選択肢が広がること。
     知識の詰め込みではない本物の学力を身につけさせる。
     小さいうちは、興味のあるもの何にでも首をつっこませる。
     子供が自分ででいることをひとつずつ増やしていってあげる。お兄ちゃん扱いを求めている。
     担当を持たせると責任感が出てくる。=お手伝い。
     お弁当のおかずを自分で一品作らせる=食育
     かまいすぎが男の子をダメにする。
     お母さんの一言に大きく左右される。
     叱った理由は説明しない。自分で考えさせる。
     叱ったら、その場から去る。その後、落ち着いたら、なんで叱ったか分かった?と。
     暴力で解決せず、ルールに従って対処することが必要=ボーイスカートも一案。
     親が関与できるのは10歳まで。そこまでが勝負。
     親の言うことは絶対を教える。スーパーで買って、買って、と泣き叫んでも絶対に買わない。
     お母さんは息子をこき使うこと。子供の自立心が育ち、親離れが早くなる。
     親は子供の教育者として、幼児期のうちから、できるだけ美しいものに触れさす機会を与えること。
    子供の自己発見のプロセスを助ける。本人の意欲と能力がでどれほど本物か見極める。

  • 家庭教育、いわゆる躾の大切さ、
    親や大人が持つべき教養の重要性を
    再認識させてもらった。

    そんな著者が今週亡くなったと聞いて非常に残念である。

  • 家庭教育大切。しつけ、マナー、予習復習させること。きちんと、できたときに誉めること。
    型を教えること。英語を聴く、音楽を聴く、暗唱、そしてそれらが一流であること。
    だけど後半自分の大学の自慢にしか見えなくなってくる。
    そしてゴシック体は目がチカチカする…
    2013/02/11読了。

  • 秋田の新設大学、国際教養大学の理事長・学長である中嶋さんの著書。世界に通用する子どもを育てるには何が必要なのかを伝えてくれます。

  • ふと、息子の将来が不安になって、読んでみた。大切なのは、英語と教養と道徳心。

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